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Listed SF – 不動産の価格を当てる Wordle インスパイア系クイズ

Listed SFは、アメリカ合衆国の中でも特に不動産価格の高騰が伝えらえるサンフランシスコの不動産の価格を当てるというクイズゲーム。今年の前半に大流行したクイズ Wordle の新しいフォロワーです。

Wordle と同じく、毎日新しいお題が一題出されます。中古の家の値段を当てるのですが、当たらなかった場合は入力した回答よりも本当の価格が「上」か「下」かが矢印で表示されます。

Listed SF 本日のお題。表示されたサンフランシスコの家の価格を決められた回数のうちに当てる

一回答えるたびに、物件の場所、種別、ベッドルーム等の数、面積、以前売買された時の価格、など隠されていた情報が小出しに出てきて、当たりやすく… なってるかな? サンフランシスコで普段から家の値段を追っている人だともう少しわかるのかもしれません。

価格の上下がヒントで出てくるので、基本的にはハイ&ローゲームです。

何回で回答できたか、あるいはできなかったか、は Wordle と同じように、twitter などに貼り付けやすい形の絵文字テキストで提供されます。

twitter でシェアする時のタグが #listed ってのはちょっと身近過ぎるのでは、と。検索しても他の色々なものが出てくるので他のプレイヤーの結果があまりわかりません。そのあたり #wordle という辞書にない言葉を作った本家はよくできていますね。

商品に関したクイズというのは、商品を宣伝したい誰かがいるわけなのでサービス提供側がマネタイズできる可能性が生まれますね。あくまでヒットすればですけれども。このゲームも、回答の後はお題に出てきた中古物件の紹介ページへ飛べるようになっています。

毎日違った商品を見せられて、それを毎日やっても飽きず、結果をSNSの友人たちと競えるような仕組みを作れたら、Wordle のものとはまた違うwebサービスの成功例になり得るのかもしれません。

via Hacker News

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サイト上の金額を「給料何日分か」で見せてくれるChrome拡張 Time is Money

Time is Money (時は金なり)という直球な名前のついたChromeブラウザ拡張は、ページ内に表示された金額を見つけて、その金額を稼ぐには何時間、何週間、何ヶ月掛かるかを表示してくれるというものです。

拡張をインストールするとまず表示される設定画面で、あなたの時給、または年収を入力します。ここでは10ドル(1100円)としてみます。

time-is-money-top

この拡張を有効にしたまま、$での金額表示がされているショッピングサイトなどで行き、拡張のドルマークボタンを押す(または設定で自動変換=auto-convertをチェックしておく)と、

time-is-money-on-roomba-amazon

値段のところに、そのお金を稼ぐのにあなたがどれだけの時間が必要か、を教えてくれます。(設定で Hybrid view をチェックすると、元の金額と労働時間の両方が併記されます) 上のルンバの例だと、時給10ドル(1100円)の人は2週間弱分の給料にあたるというわけですね。

こうやって金額だけでなく自分の労働時間で値段の意味を見せられるのは、無駄な買い物を防ぐ効果があるかもしれません。オンラインでの買い物が止まらないという人には、こういうツールもいいのではないでしょうか。日本円にも対応してほしいところです。

このChrome拡張、表示するページの読み取りと変更の権限を要求します。まあ機能を考えれば当然必要な権限ですが。現在のバージョン2.3.0 のソースはざっと見てみましたが、機能を実現するため以外のおかしなコードはなさそうです。閲覧サイトのURLを隠れて送信してるChrome拡張みたいな話もあったので一応。もちろん、将来バージョンが上がった際にどうかはわからないので、拡張のソースや評判については気をつけておかないといけませんが。

via Time Is Money Tells Your How Many Hours of Work It Takes to Buy Stuff