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時差ぼけを最小限にするためのスマートフォンアプリ Entrain

ミシガン大学の教授や院生らが開発したiPhoneアプリ Entrain (英語で「同調する」など) は、時差のある旅行をした時に、なるべく早く時差ぼけを解消して現地の時間に体を合わせるためのアプリです。

現在地点と目的地(たとえば、ラスベガスとシドニー)、移動日をアプリに設定すると、

entrain-travel-schedule

アプリが移動先のタイムゾーンで自然に寝起きできるように、今どんな環境に身を置けばいいかをアドバイスしてくれます。今が夜や夕方でも、「強い光を浴びるといいですよ」と指示された時間には、屋外に出たり部屋の照明を強くしたりすることで適応を早めます。

実際にアプリが指示した明るい・暗いをどれぐらい守れたかを入力することで、アプリ側では目的地のタイムゾーンへの適応がうまくいっているかどうかを教えてくれます。

entrain-feedback

時差ぼけが起こるのは、24時間強で一周する体内時計のリズムcircadian rhythm(概日リズム)が実際の旅行先の昼夜と食い違ってしまうためで、このアプリではその食い違いを少しずつ慣らしながら緩和していくことを目的としているそうです。

海外出張しても、到着後何日も本調子に戻らず困っている、といったような人は、時差ぼけの苦しみを軽減できるかどうか試してみてはどうでしょうか。

[アプリid:844197986] 指定されたアプリケーションが見つかりませんでした。削除されたのかもしれません Embed iPhone/iPad App
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地下鉄の天井に空を映す巨大電子ペーパー Digital Canopy

曲げられるeペーパーを車両の天井に貼り付けて、地下鉄などの乗客に外の景色を見せてしまおう、というのがデジタル・キャノピーのアイデアです。
Canopyepaperonsubway
これは、「最短距離で都市を横断する地下鉄の乗客に、地上の生活とのつながり感を与える」という目的でイギリスのデザイン学校の学生が製作したコンセプトデモです。
近くのランドマークやイベントなどの情報も表示され、QRコードで詳細へのリンクを入手したりもできます。
Canopyepaperonsubwayqrcode
今でも、都心の地下鉄では小さな液晶ディスプレイがニュースや天気予報を流してはいますが、外の景色がそのまま流れれば、地下鉄での通勤も、より季節感があふれるものになるのではないでしょうか。実際には大型eペーパーのコストとか、まだまだ実現への問題はありそうですが、素敵なアイデアだと思いました。
via Digital Canopy Creates A ‘Sunroof’ On Subway Trains – PSFK