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公共交通機関の停車地からアメリカの都市を当てるクイズゲーム Guess the City by Transit Stops

アメリカ合衆国全土の電車やバスの路線データを収集し提供している、CNT運営のAll Transitが、路線データを使って作成したのがこのクイズ Guess the City by Transit Stops (バス停/駅から都市を当てよう)

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このように、バスや電車の止まるところだけがプロットされている地図を見て、それがどこの街かを当てるクイズです。頻繁に停車するところは青色が濃くなるので、都市の中心地や主要道もなんとなくは見て取れますが。

上はレベル1の出題で、これぐらい特長があると行った事がある人や地図が好きな人にはわかると思いますが、一番上のレベル4になると、下に出てくる4択の都市からして聞いたことが無かったりしますし、路線も少なくて判別困難です。

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同じようなデータがあれば、日本版のクイズを作ってみても面白いかもしれません。

via Maps Mania

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公共交通機関の威力

よくできたアニメーションgifですね。自家用車とトラムの効率の違いが一枚で実感できます。

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とは言っても、車の便利さもなかなか捨てがたいのですが。

via hamock myson via Tumblr

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データ可視化

Mapnificent – ある場所から一定時間でたどり着ける範囲を見せてくれるサービス

Mapnificentは、Googleマップで移動にかかる時間を視覚的に教えてくれるというサービスです。

残念ですが日本の都市は対応していないようなので、昔サンフランシスコで働いていた時のオフィスの場所で試します。

まず、住所を入れるか、出発地点のベージュのマーカーを手で好きなところに置きます。

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すると、そこから15分でたどり着ける範囲が明るく表示されました。左下の方向に飛び地のように明るくなってるのは、鉄道(BART)の駅ですね。左側とか左上方面は、バスが頻繁に走っている方向です。(1,2,3とか、30番とか)

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右下のスライダーで、時間を変更することができます。スライダーを動かすのに応じてリアルタイムで明るい範囲が変わっていくのがとても楽しい。鉄道、路面電車、フェリーなどで行ける先が小さい円を作ります。

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今週、「片道45分以上の通勤では離婚率が40%高くなる」というスウェーデンのニュースを読みましたが、その45分だとこうなります。

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これ東京で使いたいなあ。昼ご飯に10分でどこまで食べにいけるか、みたいなのも調べられますね。

Mapnificentで表示できる世界の都市はトップ画面の地図から選ぶことができます。それぞれの都市で、公共交通機関のサイトから駅の位置や時刻表などの情報を集約しているGTFSというサイトのデータを使っていて、日本が無いのはそこにデータが無いからのようです。

不動産サイトで家を探す時に、駅を指定して「○○駅から20分」みたいな検索は見たことがあって、これでもまあ、会社から○○駅までの徒歩時間を足せば、トータルで「家から会社まで30分以内」みたいな探し方はできます。しかし、Mapnificentのように任意の地点から、徒歩でも交通機関でも組み合わせて、行ける範囲を見せてくれるインタフェースというのは、僕は見たことがなかったです。

via Flowing Data