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ネットのサービス

子供の歌声を腕のイレズミにした母親

腕の刺青に対してスマートフォンをかざすと、スマートフォンから子供のかわいらしい歌声が再生される、という動画がありました。

見た目のインパクトはあるし、音声波形らしき入れ墨なのでイレズミとして実際の声の波形を彫り込んだのかと最初思ったのですが、どうもそうではなさそう。これは、Skin Motionというサービスが生成した「波形風のバーコード」で、このサービスのスマートフォンアプリを使って認識させて、サーバ側にアップロードしておいた音楽/音声を再生させているということのようです。

二次元バーコードの刺青で参照先のコンテンツを再生する、という話だとそれほど珍しいわけでもなくて、QRコードのイレズミが5,6年も前のものがいくつも見つかります。

普通の一次元バーコード刺青となると、それこそスマートフォン以前からありますし。

この手の「実体はインターネット上などにあって、そこをポイントしているだけ」の情報の体への埋め込みは、リスクが高そうな気がしますねえ。サービス提供者が停止したらどうするんだ、とか。イレズミの場合は、皮膚に傷がついたり、シミやシワが増えたりしただけで、読み取りできなくなりそう、というのもありますし。

さらに、このSkin Motion、アプリの登録に39.99ドル(4290円)、毎年のサービス料も9.99ドル(990円)掛かるようです。

背中のイレズミに財宝のありかが隠されている、だと伝奇小説によくありそうな話ですが、毎年お金を払って維持するようなもの、となると刺青を彫るのが普通という文化の人にとっても、賢い選択とは言いにくいのではないかなあ…

via Geekologie

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英語学習

ネットで発音記号を再生させる方法

IPAの発音記号が与えられた時に、それがどういう音なのかを個々の発音記号の知識がなくてもオンラインで調べたい、と思い、やり方を調べてみました。(ツールをインストールしても良ければ espeak でできるようです)

結論としては、過去にいくつかあったサイトは今は無くなっていて、昨年末に公開された Amazon Polly を使うのが良さそうに思いました。AWSのアカウントを作る必要はありますが。

Amazon Polly のコンソール版を開く。

現時点ではPollyがまだ東京リージョンにはまだ来ていないので、北米や欧州でPollyが提供されているリージョンのサービスページを開きます。たとえばオレゴン

SSML形式で、発音記号を与える

プレーンテキストではなく、SSMLのタブを開きます。Polly でのSSML の説明はこちら

フォームに、SSML の形式で IPA発音記号を入れます。


<phoneme alphabet="ipa" ph="ə'dʒʌks">Ajaxの間違った発音</phoneme>


<phoneme alphabet="ipa" ph="'eidʒæks">Ajaxの正しい発音</phoneme>

言語で「英語(米国)」などを選び、「音声を聴く」で再生されます。

英語の「正しい」発音を聴きたい場合は、英単語をそのまま Google 翻訳なりに貼りつけて再生ボタンを押せばいいのですが、IPA発音記号で間違った発音が紹介されている文章で、「どんな風に間違っているのか知りたい」という事があり、発音記号を音声化する方法を調べました。