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ゲーム

Worldle – 世界の国名を当てる Wordle インスパイア・クイズ

Worldleは、また別の世界+Wordl風ブラウザゲームです。

Worldle トップページ

毎日変わるお題は世界のどこかの国の形。その形だと思う国の名前を英語で入力して答えます。

6回まで回答の権利があり、6回のうちに当てる必要がある、と言うのは本家と同じです。

Worldle – 外れた時のヒント

正しい国ではない場合、正しい答えの国への距離、その方角が表示されます。距離と方角をあわせた回答の近さみたいな数字をパーセントでも示してくれます。この数字は正答にたどり着けば100%になります。

その日の経過と結果は、本家 Wordle でもおなじみの絵文字を使った記録として、twitter などの SNS に貼り付けやすい形で提供されます。

国名を英語で入れるのは難易度高いとは思いますが、何文字かタイプすると部分一致する国名のリストを返してくれるので、とんでもない物識りとかでなくても一応参加はできます。

国名のスペルを入れるとサジェストが出る

とはいっても、日本語の国名から綴りが思い浮かばないものとか、カ行といってもCなのかKなのかQなのかわからない、みたいな時は国名を探すのにも苦労はします。

そもそも知らない国は、場所が特定できても答えられない。カリブ海の島々の国とかアフリカの小国とか。なので、参考にしたであろう Worldle に比べるとやはり、遊ぶ人を選びすぎだなあという気のするゲームです。

小学校の社会科で都道府県を覚えさせられるので、都道府県で同様のクイズを作ると役立つターゲットもいるかもしれないですね。

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ネットのマーケティング

国が無くなったらその国のドメインはどうなるか

国が存在しなくなったらその国のトップレベルドメイン(TLD)はどうなるのか? というブログ記事が Hacker News のトップに上がっています。

アメリカ西海岸在住の余茂琦さんは、ご自身の使っている台湾のドメイン aay.tw にページを置いて、そのページを指すQRコードでイレズミを彫ろうとしたそうです。

Astrid Yu さんのQRコードタトゥーを紹介するブログ記事

しかし、誰かに「それ .tw ドメインでいいのか?」と尋ねられて考え込んでしまったそうです。.tw という TLD はこの先何十年と確実に続くものなのか? たいへん不吉な心配ではありますが、刺青として彫るとなると、彫った後に URL が無効になるのは問題でしょう。TLD の永続性を考えてプロフィールは結局別の .org ドメインを取得されたそう。

270万個登録されているらしい台湾の .tw ドメインや、70万個近く存在するウクライナの .ua ドメインは、国家に何かあった時にどうなるのか? 余さんは過去に似た例がないか調べてまとめています

分解や解消した.su(ソ連)、.cs(チェコスロバキア)、.yu(ユーゴスラビア)などでは、ソ連の .su ドメインだけはまだ存続しているそう。ICANN 的には利用を終了させたいようですが、ロシアが運営を継続しているのだとか。

また、Hacker News のコメントによれば、2010年に解体された.an(オランダ領アンティル)は利用停止となったようです。2010年だと .an を使っていて影響を受けた人もいそうですね。

統一された .dd(東ドイツ)は無くなってしまいましたが、インターネットの比較的古い時期で .dd の開始から1年しか存在しなかったそうで、消えたサブドメインもそれほど多くなかったらしいです。

政体が革命等で変わったが、同じ領域を引き継いでいるような国々については、以前からあるTLD が新政権に移譲されているようです。

これも Hackre News の議論からの紹介ですが、ICANN でルールが固まりつつあるそうで、ISO 3166-1 の国コードから消えたら、5-10年後に止めようという方向だそうです。まあそれもまだ確定していないわけですけど。

.co とか .cc とか、最近だと .io を使って新サービスを良く見かけますが、見栄えや語呂合わせで国別ドメインをメイン利用で使う場合には、ただ文字の並びだけ見るのではなくその国や地域の政治や安定性まで考えることも必要なんでしょうかね。

via Hacker News

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ネットのサービス

Making History Sandbox – 世界の勢力図を編集できるブラウザエディタ

Making History Sandbox: Alternate History Timeline Editor は、世界の勢力図を年号と併せて作成することができるブラウザ上の編集サービスです。

モンゴル高原統一(1206)時の諸勢力

エリアを選んで名前や勢力名を設定したり、色を変更したりできます。

いくつかの時代の勢力図をロードすることもできます

  • アレクサンダー大王
  • モンゴルの台頭
  • ヴァルナの戦い
  • 第二次世界大戦前夜
  • 現代

第二次世界大戦直前(1936)。フィリピンの帰属が間違ってますね。

作成した勢力図は保存・読込ができます。利用者が作成したデータ「現代(2021)」「第一次世界大戦開戦(1914)」も追加されています。

エリア単位で支配勢力を色塗りしていますが、エリアを分割したりすることもできるそうです。

レイヤーのように複数の年代を並べて作り、切り替えていくこともできますが、これを使ったサンプルデータはまだなさそう。

自分の興味ある時代を再現したり、架空の年代や勢力を塗り分けたりするのも面白そうです。