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3D世界人口地図 2200BCからAD1980までの世界諸都市の人口を地球儀上に

Urban Expansion 3D Visualization は、紀元前220年から最近までの世界の人口の移り変わりを、ブラウザ上に3D表示した地球上にプロットするというインタラクティブな世界地図です。

紀元前1000年。文明の曙的な。古代文明の発生地に都市ができていますが、まだどれも点です。人口が増えると、都市のプロットに高さが加わっていきます。

1857年、日本は安政年間。幕末です。江戸も見えていますね。

このサイトでの最後の年 1980年。手前の長い赤棒が東京。右手上に伸びているのはニューヨークでしょう。

最後の100年ちょっとで、世界各地の人口が驚くほど伸びていることがわかります。人口の絶対数でグラフを描いているため、期間中のほとんどは動きが少なくなってしまったともいえるかも。

データは公開されているイェール大のSpatializing 6,000 years of global urbanization from 3700 BC to AD 2000 を使っているとのこと。この元データが1980年までなのかと思いましたが、データ自体は2000年まであるみたいですね。最近までのデータを含めると、さらに激しい人口増加がみられる地域がありそうです。

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超大陸パンゲア上での日本の場所を特定できるサイト

イアン・ウェブスターさん(Ian Webster)の制作したAncient Earth globeは、太古からの地球の大陸移動をブラウザ上で閲覧できるというサイトです。

昔の大陸の地図に、今の国境の線が引かれていて、2億年前の大陸のどの部分が、今どの大陸や島になっているのか、というのを追うことができます。右上の検索ボックスに”Japan”など地名を入れると、今その場所になっている当時の陸地の位置が表示されます。

# 学問的に今までわかっている範囲での予想、であることはもちろんですが

キーボードの左右のカーソルキーで、年代を移動することができて、これで連続で切り替えていくと、大陸がどのようにわかれて、今のような大陸の配置になったのか、が見て取れます。

ウェグナーの指摘した海岸線の形の類似しているところの人には興味深い大陸移動説やパンゲアですが、現在の地名や国名から太古の昔の位置を見ることができると、世界のいろいろな場所の人にとっても興味を喚起することができるかもしれないですね。

via The Verge

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もし地球がバスケットボール大だったら? 地図上で太陽との距離を確認できるwebサービス

太陽系の大きさを、身近な地図上で実感するためのサイト Soalar System Maps

もし地球がバスケットボールの大きさだったとして、東京日本橋のサイボウズ本社に太陽があったとしたら、

太陽の大きさがこんなで、

バスケットボール大の地球は、国会議事堂あたりを回っているかもしれない、と。

サイトでは、他の惑星を選ぶこともでき、またバスケットボールだけでなく「もしテニスボール大だったら」も選択することができます。

天文学的な距離や大きな量を卑近な例に縮小することで感じる、という教材はよくありますが、自分の家や良く知っている場所を太陽にできることで、さらに理科への興味を持ってもらったりすることもできそうですね。

Angular で書かれたソースコードはこちらで公開されています

サイトの作者が「この動画からインスピレーションを得ました」と紹介している、もし太陽がサッカーボールだったら各惑星(存在の可能性が言われる第9惑星も)はどこ? も面白いです