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Eva ロボットカメラマン

パーティーを巡回して、求めに応じて写真を撮ってくれるというロボットEva 。既に市販・貸出されているそうです。

本物の結婚式に初投入されたのが先月のことだそう。

結婚式でのロボットカメラマン
image credit: servicerobots.com

ソーシャルメディアで共有するとか、会場に置いたプリンターで印刷するという機能も用意されているそうです。

結婚式以外にも、製品発表会やパーティーへの貸し出し、バーへの設置、などの利用例が提案されています。企業利用向けにブランド表示ができるようカスタマイズしたりもできるということ。

何年も先には、イベントの写真はロボットに撮らせるのが当たり前になるかもしれません。しかし、結婚式でゲストの写真を撮って回るロボットが登場したら、まだまだゲストたちにとっても一風変わった忘れられない経験となりそうですね。

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技術

CG無しでの「バーガー落ち」の撮影が成功

「ハンバーガー落ち(Burger Drop)」という言葉があるんですね。ハンバーガーのバンズや具が空中を跳ね、おいしそうなハンバーガーが出来上がるという動きを指す言葉のようで、多くのハンバーガーチェーンのCMでこのような絵面の表現が使われてきたということ。そう言われればそんなCM、確かに見たことがあります。

落ちていく具がそんなうまくハンバーガーの形になるはずもなく、この手の映像は通常ならCGを駆使して作られるもののようです。しかし、テクノロジーを活用してCG編集無しでのハンバーガー落ち撮影を実現したのが、マイアミのキューバ系写真家のスティーブ・ジラルトさん(Steve Giralt)

彼がハンバーガー落ちを撮影するためだけに構築したシステムは、

burger-drop-ketchup-and-mustard-machine

ケチャップとマスタードを空中で美しく衝突させるための、3Dプリンタで作った発射機。

burger-drop-hanging-ingredients

バンズと具は、専用の仕掛けで重ねる順番に吊るされます。この仕掛けが横に跳ねて開き、食材を載せている紐が一瞬で横に抜き取られ、落下します。

burger-drop-robot

カメラマンは産業用のアームロボット。高速で何度でも同じ動きをできるロボットが、ジャンプする食材が一番美しくフレームに入るように動くようにプログラムされています。

burger-drop-arduino-controller

そしてそれらすべてをミリ秒レベルで制御するのが、Arduinoで作られたこのコントローラーユニット。

完成したハンバーガー落ちの動画と、そのメイキングはこちら。

仕事の合間を縫って撮影に一か月掛かったということです。CM撮影の業界については良くわかりませんが、動画のコメント欄ではさっそく「仕事の話をしたい」とコメントする人もいて、技術力があってこういう撮影ができるカメラマンには需要があるのでしょうね。

via Bored Panda

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ネットのマーケティング

セルフィーの次はベルフィー? 自分のお尻写真を一人で撮れる Belfie Stick

スマートフォンでの自撮り写真をソーシャルメディア等に投稿する selfie (セルフィー)の世界的な流行は止まらないようですね。

「ケータイで写真を送って友達に見せるのが大流行!」と言われても「それ日本で10年以上前に流行ったやつ?」と返したくもなりますが、一人で自分の写真をよりよく撮るための、いわゆる「セルフィー棒」、日本でも街中で使っている人を見かけるようになりました。

今回出てきた造語 Belfie(ベルフィー)は、後ろから取ったセルフィーのことらしいです。自分一人だけでも、後姿をうまく撮影したい、というためのベルフィー棒が販売されています。

belfie-stick

普通のセルフィー棒の先が折れ曲がるだけのような… お値段は$79.99(8690円) ですが現在品切れで、入荷予約を受け付けているそうです。

このベルフィー棒を持ってたら、知らない間に撮影されてたいへんな目にあったあのビキニ・セルフィーの女性も、あんなに撮影に苦労することはなかったかもしれません。彼女も後姿を取ろうとしてものすごく変な体勢になってましたね。

後姿なら belly(お腹)じゃなくて butt(お尻)でbutfie とかじゃないの、という気もしますが、セルフィーに続いてベルフィーは定着するんでしょうか。

Timeが取り上げてますが、belfie 自体はセルフィーを公開するためのソーシャルネット on.com (高そうなドメイン名!)がサービスの売り込みで仕掛けたプロモーションの一部なのかもしれません。

via TIME via Geekologie