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ネットのサービス

How to professionally say – より「良い」ビジネス英語表現を探せるwebサービス

How to professionally say(プロっぽく話す方法) は、英語のフレーズの言い換えを提案してくれる検索サービスです。

例えば、”That meeting sounds like a waste of my time”(その会議は時間の無駄っぽい)は、次のように言い換えられるそうです。

“I’m unable to add value to this meeting but I would be happy to review the minutes.”

私が参加してもこの会議の価値を高めることはできませんが、議事録はぜひ読ませていただきたいです。

検索ボックスに単語や一部のフレーズを入れると、関係しそうな言い換えを提案してくれます。

「ググれ(Google That)」を入れると、

The internet is a great resource for these types of questions and I am available to clarify elements that you are not able to find online.

この種類の疑問に関してはインターネットに有用な情報があります。あなたがオンラインで見つけられない要素を明らかにするためにお手伝いできるでしょう。

オトナですね。(ホントか?)

「メールに返事してよ」「いちいち指示しないで」「前にもそれ言った」「それ私の仕事じゃないよね」「連絡すんな」「意味のないことだよ」「そんな報酬でできるか」といった、そのまま言うと角が立つフレーズにも、上品で素敵な代替案を出してくれます。

Next.js + Tailwind CSS で作られたサイトのソースコードは GitHub に公開されています。

元々ジョークサイトのつもりで作られたそうですが、Hacker News のトップページを飾りいろいろと反響が来たことから、スコープを広げて意味のあるサービスにできるかも、と作者の @AkashWhoCodes さんは考えているそうです。

本当のビジネスでこれらの言い換えを使うのは少し考えた方がいいと思いますが、英語の言い換え表現をいろいろと見てみるのは勉強になるし、慇懃無礼にならない程度にエッセンスを取り入れることには意味があるのかなと思いました。

via Hacker News

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英語学習

vocalboost – ブラウザに表示された文章から穴埋め問題を作る拡張

VocabBoostは、外国語の語彙を増やす訓練を作れるブラウザ拡張です。

Chrome や Firefox で拡張をインストールしたあと、適当な文章をブラウザで開き、選択から右クリックで Vocabboost を呼び出すと、文章が以下のような穴埋めになります。穴埋めの穴は、完全ランダムで作られるモードと、穴少な目のモードを選ぶことが可能です。

穴埋めに単語を入れて、拡張のメニューの”Check answers”を押すと、埋めた所についての正誤を判定してくれます。正しければ緑になり、間違っていれば枠が赤になります。

ただ穴空きだらけになった文章から欠けた単語を探すのは、母国語であっても難易度が高いかと思います。そんな時はメニューの”Show options”を押すと、抜かれた単語の一覧が出るので、だいぶ推測しやすくなります。あまりに長い文章を対象にしない限りは。候補を出した場合は、タイプだけでなくドラッグ&ドロップでも埋めることができます。

この拡張の作者は、この方法でドイツ語を勉強してドイツ語検定のC1 に合格したそうです。

公開されたばかりで、ベータ版では無料利用ということですが、ゆくゆくは有料プラグインとする計画があるようです。

インターネット上に文章はいくらでもあるわけで、この方式であれば問題はいくらでも手に入ることになりますね。

日本語でも試してみましたが、日本語では動きませんでした。たぶん空白文字で区切って単語としているのでしょう。

via Hacker News

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ネットの事件

Amazonのメールテンプレートが誤ってそのまま送信されるも、内容の文章指南が面白いと話題に

Amazon AWS からこんなメールが来たよ、というredditの書き込み。

このメール文、内容にAWSから来るようなものは一切ありませんが、

「この文章は5単語です。さらに5単語の文章です。1文は5文字で十分です。ただそれが続きすぎると単調になります。(中略) 今、長さを変えてみよう。音楽を作るんだ。そう音楽を書く。リズム、調子の変化、そしてハーモニー。…」

から始まり、少しずつ内容が熱を帯びていき、後半では

「…次第に大きくなる刺激と燃えさかる熱量を持つセンテンスの長文で読者を引き込み、ドラムロールとシンバルの響きでもってここが重要だ、これを聞いてくれ」

そしてメールの末尾のボタンには

「『ここをクリック』ではないちゃんとしたCTA(行動喚起)のテキストを書いてください」

で終わっています。

Redditユーザーの情報によれば、この文章はゲイリー・プロヴォストさん(Gary Provost)の100 Ways to Improve Your Writing(文章をよくする100の方法)という書籍がオリジナルだそうで、Amazon AWS の中でニュースレターのテンプレートにこれを採用していたということのようですね。

穴埋め、仮の文章としてはLorem Ipsumが有名ですが、文章の書き方のちょっとしたコツを含むこのプロヴォストさんの文章も、実用的でいいですね。

そのまま読める自然な文章であるために、完成原稿だと勘違いして社内のチェックをすり抜け、送られてしまった可能性もありますが。