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「ロンドンの時刻を教えて?」 どこのロンドンを返すか

Appleウォッチに「ロンドンは何時?」と訊いたら、数秒間応答が無かったうえに返されたのはカナダのロンドンの時刻だった、というツイッターでの報告がありました。

ジョン・グルーバー氏の有名ブログ Daring Fireball では、自身も Apple Watch を試してカナダのロンドンの時刻が返ってきたことを検証しています。

さらに、同氏の家にある Siri を搭載している HomePod ではイギリスのロンドンの時刻が返ってきたそう。これについて「カナダのロンドンを返すのもコモンセンスが無いが、デバイスごとに一貫してない応答をするのはもっと悪い」と評しています。

冒頭のツイートへの応答では、自分はイギリスの時刻が返ってきた、という人や、イギリスのロンドンとカナダのロンドン、今の場所からの距離が近い方を回答してるのでは、などの推測もありましたが、同じ家の中でも違う回答が来るのはちょっと困りますね。それに、近いとはいってもアメリカ人が訪ねたロンドンのほとんどはイギリスのロンドンの方になるのではと思います。

グルーバー氏はまた、DuckDuckGo, Google/Googleアシスタント, Alexa, Bing の他の検索エンジンやスマートアシスタントをすべて試し、そのどれもがイギリスのロンドンの時刻を返したとレポートしています。

カナダにロンドンがあるのは知りませんでした。Wikipediaによれば人口36万人もいるそうで、かなりの都会ではないですか。なおアメリカ・ケンタッキー州にもロンドンがあり、こちらは群都がある町で人口は7000人台のようです。

オンタリオ州に住んでいる人にとってはカナダのロンドンが正しい場合もあるのかなと思いますが、自動応答に常識を持たせるのは各社の工夫が必要なところでしょうね。

私も以前、Google Maps で日本橋までの所要時間を調べようとして新宿から大阪までの経路が出たことがあります。ここ数年はそんな目には遭っていないので、このあたりも中の人が調整したんでしょうね。

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世界最長、誕生日を一日46時間に引き延ばした人

ギネス・ワールドレコードの発表によると、ドイツ人のスヴェン・ハゲマイヤーさんが、世界最長の誕生日記録を更新したそうです。

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長い誕生日とは何か? 誕生日を24時間以上に長くすることのようですね。誕生日の途中で時差のある国に移動すると、行先によっては時計が巻き戻るため、「一日」が長くなります。

時差のあるところを移動しながら地球上で同じ日付に居続けることを、どこまで長くできるかですね。

その結果として、ハゲマイヤーさんは26歳の誕生日を46時間に伸ばせたということ。

それまでの世界記録、1998年の35時間25分を大幅に超えたその移動日程は、

  • ニュージーランドのオークランドからオーストラリアのブリスベーンへ飛行
  • ブリスベーンから日付変更線を越えてアメリカのハワイへ飛行

というもの。意外に単純ですね。

1998年の記録は、インドからサンフランシスコへと、西へ西へ移動し続けて達成されたもののようですが、今回は日付変更線の付近だけの移動です。

46時間のうちの多くを、機内食を楽しみながら、機内でどうやって快適に過ごすかをいろいろ模索しながら飛行機内で過ごしたということで、世界記録でも貰えなければやってられない誕生日にも聞こえます。

理屈からいえば、船に乗って日付変更線の近くに居れば、49時間ぐらいは達成できそうな気もしますが、そんな都合のいい船は自分の船だろうし、日付変更線を超えたとかの認定もなさそうだからこういう記録の対象にはならないのかな。