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Consent-O-Matic 「Cookies使ってもいいですね?」等の質問を回答してくれるブラウザ拡張

cavi-au/Consent-O-Matic は、ウェブサイトを初めて訪問した時などに出てくる「Cookies 等を使って閲覧状況を記憶してもいいですか?」系の確認ダイアログを、自動的に回答してくれるブラウザ拡張です。

あるサイトではこんなダイアログが最初に出て、ユーザー追跡しますけどいいですかと確認されます。

Consent-O-Matic を入れていると、同じサイトがいきなりOKを押した状態になります。

どのサイトでも常に「許可」にして進むわけではなく、ブラウザ拡張機能の設定画面であらかじめ自分が決めておいた希望するYes/No を、そのサイトに初めて行った際に自動的に入力してくれるという動作です。

ですので、その時その時で適当に判断して決めるよりも、一貫した返答になるということも有り得ますね。

設定の種類は、「自分の好みを覚えたりするならOK」「性能測定やアクセス解析ならOK」「広告ネットワークに見せるIDならOK」「過去の閲覧内容や閲覧行動を使ったカスタマイズはOK」「過去の広告表示や広告クリック等の情報を使ったカスタマイズはOK」「その他」と分けて指定できるようです。

rules にいくつもルールの定義がありますが、これは Cookies の利用やその利用目的などを明示するダイアログを表示するwebサービスがいくつもあり、大手ニュースサイトなどでもそれらのサービスを利用しているため、サービス毎にルールを作ってメンテナンスしているのだと思われます。

新しいサイトに行くたびにダイアログを見て選択をしている時間をカットできると思えば、仕事効率化のツールとも言えますね。

Consent-O-Matic には、今のところ Chrome拡張Firefox拡張 が存在します。

via Hacker News

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ツール

skip-silence 動画の無音部分を早送りで飛ばすブラウザ拡張ツール

vantezzen/skip-silence を Chrome に入れて動画を再生すると、動画の無音部分を飛ばして視聴することができます。

この拡張を試すにあたって、音がない割合の多い動画ってなんだろうと考えました。まず思いついたのはオンラインの講義動画で、「じゃあこの問題を解いて。時間は5分」で5分間無音になるかと思ったら、YouTuber が「じゃあ解けるまで動画を止めて」って指示するみたいですね。なのであまり無音部分が無い。

能の動画。間のところがすっ飛ばされます。無音のところの進む速さはデフォルトで3倍ですが、最高5倍まで変えられます。

将棋なんかも生で観戦すると待ち時間が非常に多い印象がありますが、YouTube の動画を見ると大盤解説がずっと喋っていたりしますね。あと、指した時に必ずしも大きな音がなるとは限らない。

この拡張は audio/video タグで動画を見せているサイトで動くのですが、YouTube で使うと「Pre-buffering 機能が使えません」という警告が出ます。HTML5 の pre-buffering が使えるサイトの場合、動画の無音部分から有音部分に切り替わる箇所を先読みして、より正確に次の有音の初めから再生できるようです。

たとえば、CNN の動画は pre-buffering に対応していました。ニュース動画だとずっと喋りっぱなしだったりするのでツールの威力も今一つでしたが。

ほとんどが無音で、音がするときだけを観たい、となるとどういう状況で役立ちますかね。なんかはまる状況の人にはすごく役立つケースもありそうな。今はブラウザの機能だけでこれが実現できるんですね。