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データ可視化

Notable people – 有名人を出身地で世界地図にマップしたwebサービス

Notable people(著名な人々)は、Wikipedia や Wikipedia に載っている有名人を整理した巨大なデータベースの情報から、有名人の名前と出生地を地図の上に表示させるというwebサービスです。

大きな範囲では超有名人の名前しか表示されませんが、拡大していくといろいろな有名人の名前が出てきます。

この三人は海外でも結構有名かもしれませんね。

文化 / 発見と科学 / 指導者 / スポーツとゲーム 、で選択するとそのカテゴリーの人名だけを絞り込んで表示させることもできます。

地図上で名前をクリックしていくと、Wikidata のページに飛ぶのでその “place of birth” の項目から実際にプロットされた地名がわかります。

Wikipedia の出生地情報は市町村レベルが多いようで、どうも同じ地名で一番有名な人しか表示されないようです。藤子不二雄A先生は表示されるのにF先生が出ないのはなんでだ、と思ったら、滝田洋二郎監督の方が notably rank (有名ランク)が高いためそちらが表示されているようです。データの説明には「異なるジャンルの有名人をランクで単純比較するべきではない」とあるので、市町村などの単位でどの有名人が出るかはその有名人のカテゴリーなどにも影響されてそうです。

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ネットのサービス

ビル・クリントン元大統領に好きなアルバムを聴かせるジェネレーター

Bill Clinton Swag は、クリントン元アメリカ大統領がレコードを周りに並べてヘッドホンで悦に入っている写真を元ネタに、アルバム部分を好きなアルバム画像に差し替えることができる、という、はなはだターゲットが狭くてよくわからないジェネレーターサービスです。

Last.fm のAPIからジャケット情報を取得しているようなのですが、日本のアルバム名だとジャケット画像が出てこないことが多いですね。海外でも売ってそうなものを検索して4枚埋めてみましたが。

4か所のうち画像を入れたい場所をクリックしてから上部の検索ボックスにアルバム名やアーチスト名を入れると、候補となるアルバムを5枚並べてくれます。その中からクリックすると、アルバムジャケットがそのジャケットにさし変わります。

Instagram にはこのジェネレーターで作られた多数の画像を募集して公開しているアカウントもできています。

via Hacker News

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データ可視化

地名に強く関係した有名人で描いたアメリカ地図

アメリカ合衆国人物マップ(A People Map of the US) は、Wikipedia のデータと地名を組み合わせた、アイデアもののインタラクティブ地図です。

作成手順としては、ウィキペディアの膨大なテキストから、都市名を抜き出し、全米のそれぞれの都市に絡んで言及されている人物のページを探します。人物ページの一定期間中のページビューを使って、その都市に関係した、もっとも有名な人物を抽出し、都市名に替えて表示した結果がこの地図ということ。

出身地、現住所、出演した映画の舞台、対戦したスポーツチームのホームやスタジアム、死亡した場所、などなど、いろいろな関係でウィキペディアでは有名人たちが言及されています。それらを総合すると、「この市で有名人と言えば?」というのが大量に出てくると。面白いですね。

たとえば、こちらサンフランシスコ周辺。さすが、スティーブ・ジョブズ氏の名前が付いた都市が多いです。トム・ハンクス氏やドゥエイン・ジョンソン氏(ザ・ロック)らは、出身がその市なんですね。

日本語のWikipediaで同様の地図を作ることもできそうですし、人以外の切り口でも、地名の上に別の関連を表示することで新たな視点を楽しめる地図が作れるかもしれません。

via Maps Mania