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データ可視化

TheLibraryMap – 10万冊の本を類似度によって並べた地図

TheLibraryMap は、10万冊以上の本を関連度や類似度を基に配置した地図です。

「この地図は、現在の文学の深海をガイドする目的で作られました。百万冊の本が書かれている時、読むか読まないか、だけでなく何を読むか、が問題となります」

本一冊が円で表されますが、円の大きさはその本に対するレビューの数、それぞれの本は似ている本の近くに置かれ、色はその本が属するトピックを表しているということです。

ユーザー登録して自分の書籍リストをCSVアップロードすることもできるようです。

via Maps Mania

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ネットのサービス

OrigamiHub – 電子書籍移行で空になった本棚を埋めるための、本のペーパークラフト作成サービス

[更新 2018-10] リンク先のサービスがアクセスできなくなっているのを確認したため、リンクを外しました。同種の代替サービスも検索しましたが、見つけられていません。

origamihub-top

Kindle にたくさん電子書籍を詰め込んであっても、家に遊びに来たお客にはあなたがどんな本を読んでいるのかがわかりません。

そんな問題を解決するのが、Amazon のデータから書籍のペーパークラフトを作るジェネレーター OrigamiHub (折り紙ハブ)です。

Amazon(おそらく米国ストア)の書籍を検索すると、書籍の表紙イメージを使って、ペーパークラフト用の糊しろのついた画像を作ってくれます。

origamihub-generated

これを組み立てて本棚に飾れば、あなたがどんな本を読んで(より正確には「買って」?)いるかが一瞥できる、ということですね。

Amazon のデータには本の背表紙部分の画像がないため、並べるといっても表紙を手前に向けて並べないと、本物っぽくは見えないでしょう。

表紙画像を印刷して使うことはAmazon APIの利用規約には反しているのではと思います。出版社や著者が別途許可している可能性も、全く無いとはいえませんけど、すでにその本を電子書籍で所有しているならともかく、買っても読んでもいない適当な書籍をこれで作って飾るのはちょっとよろしくないかもしれません。

電子書籍の提供側が、裏表紙や背表紙のイメージまで公開配布するようになれば、こういうサービスももっと使い物になるのでしょうけれど、電子書籍が普及しきった近未来においては、背表紙という概念自体が消えてなくなる(音楽における「A面B面」のように)と思うので、過渡期のアイデアではありますね。

関連

オープン本棚プロジェクト – 大日本印刷とインプレスによる、所有する電子書籍の一覧を管理するシステム。本棚に書籍の背中を並べた画像を作れるという点で類似点があります。

via Show HN: Create a papercraft book from any ISBN – experiment with React and Node | Hacker News

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fun

電子書籍に移れない人のための、本のニオイの香水 Paper Passion

昨日、アマゾン・ジャパンのKindleと楽天のKoboが、相次いで日本向けの電子書籍リーダー発売予定の告知をしましたね。
もともと携帯電話向けを中心に日本の電子書籍は世界をリードしていたのですが、Kindleなどの専用機の普及はアメリカが早く、電子書籍の市場サイズも抜かれつつあるようです。
電子書籍がいまひとつ普及しきらない理由はいろいろ考えられます。その中には、従来の紙の書籍にしか存在しない要素を重視するノスタルジーもあるでしょう。そんな要素の一つが、紙の本の匂い。
Paperpassion
Paper Passionは、印刷したての紙の匂いの香水です。これをつけて読めば、紙の本を読んでいた時と同じ気分で電子書籍を読めるというわけです。電子書籍に香水を振り掛けてもいいのかもしれませんが、たぶんそういう意図ではな無いような。
香水自体は、紙の本の中をくりぬいた形のパッケージに入れられて販売されています。価格は98ドル(1万780円)(約7,800円(71ドル))
これがヒットすれば、ブックオフの105円(0.95ドル)コーナーで買ったタバコ臭い古本の匂いの香水とかも出るんでしょうかね。
via Spritz this perfume on your e-reader to make it smell like a paper book