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このUSBメモリは自動的に爆発する

ツイッターユーザー@_MG_ 氏が Medium で発表した、挿すと爆発するUSBデバイス Mr. Self Destruct (ミスター自己破壊)。

デモ動画では、USBキーボードのフリをしてキー入力コードを発行することでPCを乗っ取るキーストローク・インジェクションの手法を使って動画を再生し、同時に過大な電流を流してUSBデバイスを爆発させています。

こちらは「自動的に発煙する」バージョン。差し込むと青い煙をモクモクと発します。

redditでは、「これ飛行機とかでまずくない?」「水のボトル取り締まってる場合か」的な会話が盛り上がっていますが、どこであっても出所のわからないデバイスをパソコンに挿すことはやめましょう。

via reddit

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「リア充爆発した」オーストラリアのビデオ Set Yourself Free を作ったのはNPOではないかも

おととい紹介したショッキングな啓蒙ビデオ Set Yourself Free、YouTube 上での自身の説明から西オーストラリアの生涯学習NPO の手によるもの、ということでした。

[閲覧注意: ショッキングな内容を含んでいます]

一昨日の時点ではYouTube上で340万回の再生でしたが、現在は800万回を越えています。動画の後半は論議を呼ぶ内容でしたが、YouTube 上の投票では好意的な投票が42,000票、嫌いだという投票が4,500票と、ブラックジョークとして受け入れている人の方が多いようです。

しかし、Slate の記事ではこの NPO の実在を疑っています。別の目的で作られた動画が、NPOの啓発動画のフリをしている可能性を指摘しています。

このNPO団体 Learn for Life には連絡先情報が載っていません。今回の動画を紹介している箇所で製作元として紹介されている ヘンリー&アーロン (Henry & Aaron) は、広告動画の制作ユニットではありますが、このユニットの二人がコメディアンでもあることから、このNPOは作り物ではないかという意見が出ているようです。

Slate がユニットの一人であるアーロンさんに問い合わせたところ、動画”Set Yourself Free”がイタズラかどうかは回答を避けたものの、「財団の実在についてはみなさんの解釈におまかせします。このインターネット時代に悪巧みを隠し通すのは難しいものです」とコメントしたということ。

Slateはしかし、広告賞も受賞した「自殺を止めよう」というテーマで、次々とカワイイキャラクターが頭の悪い死に方をするという、同じオーストラリアの地下鉄の動画キャンペーン(こちらは本当に地下鉄の啓蒙ビデオで、YouTubeで7000万回以上再生されています)を引き合いに出して、

gallows humour (絞首台ユーモア = ブラックユーモア)はオーストラリアの人たちにメッセージを伝える力があるようだ、と締めています。

Slate がしたように制作会社のバックグラウンドまで確認せず、YouTube上の自己申告をそのまま受けて「NPOの手による」と紹介してしまったことについては申し訳ありませんでした。また、800万回再生の人気の中には「NPOが作ってこれかよ」という突っ込みで広まった部分もあると思います。(嘘だと100%確定してはいませんが、)最初からコメディ動画として出ていたら、ここまでの話題にはならなかったのではと思います。

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ネットのマーケティング

[訂正有り] 生涯学習NPOが?仕掛けた「学校をさぼるな」動画のあまりにあまりな内容

オーストラリア西部のLearn for Life (生涯学習)財団が公開したSet Yourself Free という題のビデオが、たった一日ですごい評判(&悪評)を呼んでいるようです。僕が見た時点では再生回数が340万回。

# このNPOはフェイクだ、という話が出てきています。記事タイトルに「?」を追加しました。

[注意] かなり人を選ぶ動画です。迷ったらもう少し下まで読んでください

学校を抜け出して車に乗り込み、私服に着替えて海へ

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美しい歌にあわせた、とても楽しげな学校からのエスケープ。「こんな学生生活を送ってみたかった!」という映像なのですが、そういう趣旨のビデオでは全然なくて…

インパクトがすごいので、時間のある方はぜひ観てみてください。全部で2分もありません。ただ、気の弱い方や冗談(?)の通じない方は見ないほうがいいでしょう。

以下ネタバレ