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[動画] 二人の子供の片方にだけオヤツをあげる実験

「カメラマンが遅れてるから待っててね。その間おやつを食べててもいいよ。5分で戻ってくるから、3つ数えたらカバーを取って食べてね」と言われて部屋に残された二人の子供。

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しかし、言われた通りに3つ数えてから空けてみたら、どちらか一方にしかサンドイッチは入ってないんです。

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それを見た二人の子供の反応は?

スイートな結末ですね。

Action Against Hunger(飢えに対する行動)という名の寄付活動のプロモーションとして公開されたこの動画、最後に「世界は全員が食べられるだけの食糧を作っているのに、毎年350万人の子供が飢えで亡くなっています」と、協力を呼びかけて終わります。

うまくいったヤツだけ集めて編集したんじゃないの、みたいなことを言うのは僕が心が汚れた大人だからかもしれません。

“The Sharing Experiment”(シェアの実験)とは名乗っていますが、科学的な手続きでの実験とはとても言えないでしょうね。子供達はこの団体の中の人の子供かもしれないし、親が地球の裏側の飢えた子供を助けたいというような家の子だからできるのかもしれません。また、本当に飢えた体験があればこんな余裕のある行動は取れないはずで、団体の中の人は現地で実際にそんな飢えた子供が食べ物を取り合う様子を見たことだってあるのではとも。

なので、この動画が子供の見せる人間の生まれつきの本性である、みたいな話をそのまま信じることはできないのですが、みんながシェアする余裕を持てるだけの社会になっていけばいいな、と感じました。

via UpWorthy