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ネットのサービス

No Paint – ランダムな筆致を選んで抽象アートを作るサービス

No Paint は、ブラウザ上でランダムに描画される形や色を取捨してアートを作り上げるというサイトです。

起動画面にあるように、今描かれている「何か」が気に入れば”Paint”ボタンを押すと採用され、”No”ボタンを押すとそれはキャンセルされて次のまたランダムな何かが描かれ始めるというものです。

ランダムに動くものしか選べない時点でかなり自由度は低いのですが、気に入らないものを除外できるという点だけで、最低限その人の好みみたいなものは出るのでしょうか。

使ってみた人が自分の作品を公開したりしています。

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nopaint.art

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なんかアート的なもので著作権の心配がないものを手早く作る、とかですかね。使い道があるとすれば。

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データ可視化

富嶽三十六景を描いた場所から富士山にマップした3D地図

葛飾北斎の富嶽三十六景のうち7枚を、それを描いたと思われる地点からの視点で富士に重ねて見えるようにした3Dマップです。

ブラウザ上に立体の日本地図が表示され、富士山から7方向に黒線が伸びています。黒線の端にはそれぞれの版画の画像が。

ブラウザ上の操作で富士と重ねてみることができて面白いです。46枚のうち7枚だけのプロットですが。

位置データをまとめて渡すとこのような動く地図をブラウザで表示してくれるサービスが簡単に使えるのは素敵です。映画のシーンをロケ地にマップしたりするのも面白いかもしれませんね。

via MapsMania

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技術

ペンや筆の動きを推測してコピーできるロボットの研究

ブラウン大学のコタニ・アツノブさんらの研究 Teaching Robots To Draw(ロボットに描き方を教える)は、手書きの文字や絵画をロボットに真似させるというものです。

漢字を含め、ギリシャ語、タミル語、ヒンディー語など様々な文字について、文字のフォントや書き順情報を知っているわけでもなく、書いている途中の様子を見るでもなく、書かれた結果から書き順を推測して、同じような結果になるように書くのだそうです。

動画のデモを見ると、書き順は必ずしも人間が書いたオリジナル通りでもなく、しかし書き終わった結果はオリジナルと似ている、という感じですね。

今の結果としては、単純なコピーや写真の方が複製として優秀なのでしょうけれど、書き順を再現できるということは将来的に契約のサインを真似たり、タッチを含めた名画の複製ができたりする可能性がありますね。まるっきりの複製ではなく筆致が似てるということから、亡くなった書家や画家の新作(風)、みたいな作品もそのうち生まれ得るのかもしれません。

via Tech Explorist