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人間の顔を、世界地図の「図法」で表すとこうなる、というコード

Projection face! は、人間の顔を世界地図の上に描いて、図法を変えたらどう歪んで見えるか、というのを見せてくれるウェブサイトです。

図法というのは、メルカトルとかモルワイデとかいうアレですね。代表的なものは社会科で習ったと思います。

D3.js を使って63もの図法で表示してくれますが、ソースコードも公開されています。

一個ずつ選択するのではなく全部を並べて見たい人のために一ページにおさめられたものがこちらになります。

球の表面を二次元で表そうとした時の図法、こんなにたくさんあってそれぞれ名前がついているんですね。

顔をマップしてみるというのは、元々は、1921年に書かれた論文 “Elements of Map Projection”に描かれていたものが初出だそうです。100年近く前ですから、この時のプロットは当然手書きでしょうね。

geojson形式のデータを用意すれば、別の絵についても簡単に同様のプロジェクションが作れます。さまざまな図法の違いの体感もできるし、架空の世界の地図で、真東がどこになるか、等距離の場所はどこになるか、等を考えるのに使えたりするかもしれません。

via FlowingData

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データ可視化

ピアノロールがそのまま物語の絵にもなっている曲

マリ・レスターバーグ(Mari Lesteberg)さんが作る曲は、音階がそのまま絵にもなっています。

音階には音色ごとに違う色がついていて、カラーの場面がロール上に再現されているというわけ。

少女の冒険(The Adventures of a Little)

高速の車(Cars on the highway)

正直、曲として面白いとは思わないのですが。2つのことを同時に実現しているのでしょうがないのかなとも。

YouTube のチャンネルでは、これまでに20曲以上の同様の曲が発表されています。

via Geekologie

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漢字をイラストで覚えさせるChineasy

漢字は象形文字で、元々は絵から発展したもの、というのは、東アジア以外の人でも知っている人は多いと思います。2,30字程度のアルファベットですべてを表現する人たちから見たら、数千文字の漢字を操る言語は驚きであり、またなかなか学ぶつもりにまでなれないかもしれません。

Kickstarterで出資成立したChineasy (Chinese + easy = 中国語 + 簡単)は、漢字をその意味を表すイラストとセットで描くことで、漢字とその意味を結びつけて記憶できるようにするという学習法です。

chineasy-letters

台湾出身ロンドン在住、元ベンチャーキャピタリストのシャオランさんが、イギリス生まれの自分の子供たちに中国語を教えようとして、英語ネイティブにとって漢字を覚えることがいかに大変か気付き、漢字を覚える様々な手法を試したあげくに辿りついたのが、自分で作ったこのChineasyだということ。

chineasy-compound-letter

たとえば、ベースとなる「口」に、他の要素を追加した「困」を解説しています。

二文字以上で作られた熟語の説明も。日本語にもある言葉もあれば、中国語にしかないものもありますね。

chineasy-words

漢字や熟語の説明が英語で書かれているので、このカードを使って一緒に勉強することで、お互いに英語と中国語/日本語を覚えたりもできるかもしれません。

chineasy-tatoos

あるいは、子供に漢字と英語を一緒に教えたりするのにも使えるかも。