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ツール

正しい(イギリス)英語でCSSが書けるプラグイン

jevakallio/css-properly は、正しい英語でCSSを書くことができるPortCSSのプラグインです。

CSS の整形やトランスパイルを行う PortCSS にこのプラグインを入れて呼び出すことで、以下のように


.foo {
colour: black;
background-colour: lightgrey;
text-align: centre;
}

色指定を”colour”、中央寄せを”centre”などと、「正しい」英語で書いても、”color”, “center” など、正しくないけどなぜか受け入れられる文字列に修正してくれます。

他にも、あなたの大好きなクマ padding-ton(パディントン)を padding-top に、表記は変わりませんがゼットインデックス(z-index)をズィーインデックス(z-index)に、など直してくれます。ラブリーですね!

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PHP

PHPで数字を英語に変換する

5年前に作った「数字を英語に」を手直ししました。

数字を入れると、その数字を英語でどう読むかを変換するという単機能のサービスです。

たとえば、「42」に対して、”forty-two”を返します。

akimoto-jp-english-number

作ったまま放置していたのですが、少ないながらも毎日利用者がいるようなので、一から書き直してみました。

今回の作り直しでは、以下のような変更を行っています。

  • ベタPHPからSilexフレームワークの利用へ変更
  • PHPで書かれたライブラリNumber to wordをやめて、PHP Intl拡張を利用
  • 上記に伴い、英語・フランス語以外のテキスト化にも対応。話者人口の多そうな言語での結果を列挙しています。
  • デザイン無しから、流行のTwitter Bootstrapを利用、デザインをレスポンシブにしてスマートフォン対応
  • 各種ライブラリをComposer管理に

5年も経つといろいろ便利になって、労力は少ないのに見栄えも機能もいいもの(当社比)が作れるものですね。

5年前は、ライブラリの説明に「ドイツ語にも変換できるヨ」とあったので表示させていたら、ドイツ語のわかる方から「すごく間違った結果が出ますよ」と指摘されて引っ込めました。もし今回変換結果が違ってたら、僕の間違いというよりPHPかICUライブラリの間違いです。

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技術

誤字を振動で伝えるハイテクペンLernstift

クラウドファンディングサイト Kickstarter に登場した Lernstift は、間違ったスペルを書いたら震えてそれを教えてくれるというペンです。

子供が宿題をしていて、気づかずに次々と間違った綴りの単語を書いているのを見た発案者の妻が、「この子には間違えるたびにすぐに教えてくれるペンが必要ね」と思ったのが発端だったとか。

ペンにはモーションセンサーが内蔵され、ペンの動きにあわせて持ち主がどんな字を書いたかを認識します。

lernstift-inside

ペンには、綴りの間違いを指摘してくれる Orthography(正字法)モードと、筆記体の読みやすさを判定してくれる Calligraphy(書道)モードの二つがあります。また、技術的な延長線上には文法をチェックするモードも考えられ、いずれは追加できるだろうということです。

対応言語は、まずドイツ語と英語、続いてヨーロッパの主要諸語が予定されているということですが、文字認識ソフトウェアのトップ企業から40言語以上のデータをライセンスしているということで、より多くの言語に対応したいということです。

フィードバックを早く得ることで、間違いを早めに正してより早く習得することができそうですね。人類があと何年ペンと書き文字を使い続けるかはわかりませんが、移行が済むまでは、子供たちもまだまだ手書きと綴りの技能を練習しないといけないですし、面白い商品ではないでしょうか。

via Lernstift – A pen that reacts to spelling mistakes | Ufunk.net