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シボレーが初の「シートベルトしないと出発できない」機能を実装。まずは10代ドライバーから

GM参加のシボレーが発表した Buckle to Drive は、シートベルトを締めないとシフトレバーが動かせなくなるという機能です。

(Photo by John F. Martin for Chevrolet)

シートベルトが締まっていないと、上のようなメッセージがダッシュボードに表示されて、シフトを動かすことができません。

この機能、2015年にシボレー マリブに搭載された「10代ドライバー」(Teen Driver)機能に追加する形で登場したということで、現在は保護者が利用を設定したティーンエージャーが対象だそうです。

アメリカでのシートベルト非装着者の割合は、十代ドライバーが他の世代よりもかなり低いそうで、事故率の高さにもつながっています。「10代ドライバー」機能はそのような状態を改善することを狙っているのでしょう。子供の無謀な運転を減らすことができるとすれば、車を買い与えたり貸したりする保護者が搭載車を選ぶインセンティブにもなります。

実際のところは、警告を無視して20秒待つとシフトレバーが動かせるようになるそうで、これは運転者の自由意志や、ベルトをできない特殊なケースを考えると仕方がないところなのかもしれません。でも、20秒待つぐらいならベルトしようかとなる若者も多いのではないでしょうか。

GMの担当者は、将来の計画については話せないとしながらも、「このベルトを強制する機能を大人向けにも広げていくことを検討はしている」と言うことです。

運転免許証を挿さないとエンジンが掛からないとか、ドライバー席でアルコールを検知したら梃でも動かないとか、自動車の悲惨な事故が起こるたびに言われるアイデアではありますが、このような予防装置・安全装置がこれからもいろいろ追加されていくのでしょうね。いいと思いました。

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絵文字のナンバープレートが登場 – オーストラリア

オーストラリア・クイーンズランド州で3月から、絵文字入りのナンバープレートが購入できるようになったそうです。

プレートの番号は「アルファベット3文字 + 数字2文字 + 絵文字1文字」という組み合わせのみとなっていて、絵文字も5種類の顔マーク(大笑い・ウインク・サングラス・ハート目・笑顔)だけの選択という制限はあります。

サイトで希望の組み合わせを入れてみて、それが実際に使えるかどうかはボタンを押してチェックする仕組みになっています。先着順で誰かが取っているという理由や、番号の組み合わせとして不可なものがあるのかもしれません。

ナンバープレートの利用方法の一つに、事故を起こして逃げた車を特定するというのがあると思いますが、絵文字を含めて一意になってるとすると、目撃者はちゃんとどの絵文字か見分けついたりするんでしょうかね?

via news.com.au

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ネットのサービス

米アマゾン、「車のトランクへ配達」する Amazon Key In-Car オプションを先行実施

Amazon Key In-Car は、Amazon の配達人がユーザーの車の鍵を開けて荷物を入れることで不在時でも受け取りを可能にするという新サービスです。

なんで配達人が車の鍵を開けられるか、のところですが、リモート開錠に対応したインターネット接続サービスを持つ車種が既に存在していて、サービス経由で鍵を開ける権限を与えられるということですね。サイトによれば、シボレー、ビュイック、GMC、キャデラック、ボルボの2015年式移行の車は、おおむね対応しているのだとか。

現在は、これらの車のオーナーで、実験中の都市に住んでいて、Amazonプライム会員である場合、という制限がつくものの、既に利用している顧客がいるそうです。

米アマゾンでは、スマートロックを使った家庭向けに、家の鍵を一時的に開けて荷物を中に配達する、というのを昨秋からやっているということ。

今回の新配達方式、マンションの宅配ボックスでも、コンビニエンスストア預かりでもなく、車を使うというあたりアメリカらしいソリューションかもしれないですね。車から降りる時にカーナビやカーステレオを取り外して持ち帰らないと、ガラスを割られて盗まれてしまう、というような地域では、アマゾンの箱が車内にあるのはマズイとは思いますが。

日本でも車社会の地域では、追加投資のない宅配ボックス替わりとしてうまくいくのかもしれません。

via VentureBeat