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Antgame.io – 蟻の採餌行動をテーマにしたブラウザ・シミュレーションゲーム

AntGameは、ブラウザで遊べる蟻のシミュレーション・ゲームです。

ゲームの遊び方とてもシンプルです。2次元に置かれた地形に蟻の巣(オレンジ色の四角)をマップで指定された個数配置したら、スタートボタンを押して眺めるだけ。

黒い地形は侵入できないところ。緑は餌のようです。開始と同時に四方八方に散った蟻たちは、餌を見つけるとそれを巣へと持ち帰ります。餌が見つからない蟻はオレンジ色で表現されます。

巣を置いた場所が同じであれば、何度プレイしても同じ結果になるそうです。つまり、初期配置をサーバに送った時点で結果まで出ているし、クライアントとサーバ側で演算した結果も必ず同じになるそう。これによって、クライアント側で点数を改竄して送り付ける等のチートはできなくなっているということ。

ちょっとした配置の違いで、近くに見えている餌場を蟻たちが見つけられなかったり、別の巣と同じ餌場の奪い合いになって時間内に効率的に餌を取り切れなかったりと、一度のプレイは数十秒から数分ですが、何度も試してしまいます。餌にたどりつけずに一帯がオレンジ色に染まった群れを見るのは辛いですね。

サイトでは多数のマップが存在し、ログインすればそれぞれのマップでのランキング戦に参加することもできます。

日替わりでその日だけ遊べるマップもあり、その日のランキングや累計でのランキングを競うこともできます。

フロントエンドが React, バックエンドが node/express でソースも公開されています。

via reddit/programming

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Buzzed fun

[動画] 着信したiPhoneの周りを蟻が整然と円を描いて回りだす

地面に置いた iPhone とその周りの大量の蟻。iPhone が電話の着信を受けると、周りの蟻がいっせいに円を描いてグルグル回りだす、という動画が話題になっています。

8月30日にこの動画を公開した ViralVideoLab(バイラル動画研究所?)は、動画の説明に「iPhone が脳に与える影響を見よ」的な煽りを入れています。

オーストラリアの Yahoo 7ニュースでは、専門家のコメントとして、「蟻に地磁気を感じる能力が有り、それで遠くから巣に戻れたりするのは確か」ではあるものの、「iPhone が無くても同じように円の動きをする蟻はいる」と紹介しています。

YouTube で探してみたところ、確かにiPhoneや電話と関係なく、グルグル円を描いて回る蟻の動画が複数見つかりました。

つまり、中心になりそうな形を持つとか、きっかけとなる振動をするとか、なにかしらをこの蟻の中に設置して辛抱強く撮影を続ければ、iPhone じゃなくても同様の動画は撮れそうだ、ということになります。

「広く一般には知られていない動物の習性」と「テクノロジーに対する漠然とした不安」を組み合わせて話題の動画が一本できあがり、ということなんでしょうね。

閲覧数によって報酬が得られる YouTube のようなプラットフォームで、こういう「バイラル動画」が次々出てきてしまうのはある程度仕方が無いような気がします。

via Yahoo7