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ネットのサービス

存在しない都市の地図を GAN で生成するサイト This City Does Not Exist

This City Does Not Exist(この都市は存在しない) は、実在しない人物の顔写真を合成する This Person Does Not Exist(この人物は存在しない) の都市版というべきサービスです。

実在の都市の航空写真のようにも見えます。

サイトをリロードするたびに、新しい都市が表示されます。

実在の都市の多数の写真データから、GAN(敵対的生成ネットワーク) を使って作られた都市。人の顔の時と同じで、たくさん見ていると不自然な箇所に気づいたり、「川はそうはならんでしょう」みたいな綻びも見えますが、普段からたくさん見ている人の顔に比べると違和感を持つ力は少なめかなとも思います。

via Hacker News

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データ可視化

カリフォルニア大火災の前後を衛星写真で見比べるサービス

カリフォルニア州サンタ・ロサで発生した大規模な山火事、40人以上の死者を出し、一週間経ってもまだ完全に収束してはいないということです。約10万人が避難し、多くの家が焼けてしまったということで、被害の映像もいろいろと入ってきています。

10月12日、火事の後の衛星写真を使ってRobin Kraftさん(@robinkraft)が作ったのは、この被害地域の衛星写真を火災前と後で一つに並べ、マウス操作でオーバーレイされた二つの画像を見比べることができるサイトです。

左にスライドすると、火事の後の写真が見られます。デフォルトで表示される地域は、地域中の家が燃えて灰となってしまっていますが、画面の左端のあたりでは、延焼が止まって家々が残っています。

赤いところは木々の緑が赤方向にずれているためで、赤外線カメラでの撮影による影響ということです。家が次々と燃えても、家の間の木々は結構残っているものなんですね。

こちらのニュース記事には、山火事が起こった領域が地図に描かれていますが、複数の離れた箇所で発生し、それぞれが大きく燃え広がっていることがわかります。

画像比較スライダー(image comparison slider)などと呼ばれる、比較的新し目のUI、ニュースサイト等でもよく見るようになってきましたが、このような事件で被害の深刻さを見せるには大きな威力を発揮するようです。

via Maps Mania