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ReplyASAP – 父が息子に作った、絶対返事させたい人向けメッセージアプリ

ReplyASAP は、スマートフォン向けの新しいメッセージアプリです。

このアプリを入れた状態で相手からメッセージが届くと、スマートフォンの画面がこんな状態になります。

読んだことを確認しない限り、他のアプリを起動中でも、音量をゼロにしていても、構わずに大音量が流れ、画面には相手からのメッセージが表示され続けます。

父が息子のために開発

ReplyASAP は、WhatsApp や LINE のような汎用的なメッセージアプリというよりは、家族間など近しい人の、ごく限られた状況で使われることを想定して作られています。

開発者はイギリスのニック・ハーバートさん(Nick Herbert)。彼は、息子のベンの中学校進学を機にスマートフォンを買い与えたのですが、息子に連絡を取ろうとしてもそれが気づかれないということが多々あったそうです。ベンはスマホでゲーム中かもしれないし、通知音を切っているかもしれない、さらに悪いことには、友達といる時に父親からの電話に出たくないのかもしれません。

しかし、どうしても連絡を取りたい時や、相手が必ずメッセージを読んだことを確認しておきたい時があります。そんな場合のために、とニックさんが開発したこの ReaplyASAP は、日常使いのメッセージアプリとは別に入れておく、緊急時のアプリというわけです。

アプリ詳細

Android 版がリリース済で、iPhone 向けは開発中とのこと。Android 版では、スマートフォンの設定がどうであっても音声を鳴らすことができるそうですが、iOS 版はそこまでの権限をアプリに与えることができないとかで、アプリがバックグラウンドで起動してないと強制的に音を出すことはできないそうです。

電話の電源を切っていれば、さすがに鳴らす方法はありませんが、この場合でも電源が入ったらすぐに通知が鳴り続けるそう。

送信者は、相手がメッセージを読んだかどうかや、相手の現在位置情報を知ることができます。これは相手が同じこの ReplyASAP をインストールして、いろいろな権限を与えているからこそ可能なわけですが、保護者が子供に与えている電話なら問題ないでしょう。

アプリは無料で、メッセージの送信も無料ですが、2人目以降の宛先を追加するには追加料金が必要という仕組みで、追加の宛先で利益を上げるモデルのようです。

CBS が、実際にこのアプリで呼ばれている状況を動画で見せています。

Android 版アプリは2週間で10万回以上ダウンロードされたそうです。子供に、あるいはその他の近しい人に連絡がつかなくて困ったという人は多いのかもしれませんね。

via Mamamia

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Player Two – 亡くなった父の幽霊とレースゲームで遊んだ話

Can Video Games Be A Spiritual Experience?(ビデオゲームはスピリチュアルな体験たりうるか?)という2014年のYouTube上のゲーム番組に寄せられた人気コメントが、“Player Two” というタイトルで映像化され、話題となっています。

4歳の時、父がXBoxを買ったんだ。そう、2001年に出た最初のやつ。がっしりしてデコボコのある頼れるやつさ。僕らは何百回、何千回と、あらゆるゲームを一緒に遊んだ – 6歳の時に彼が亡くなるまで。

10年間、それに触ることはできなかった。

しかし触ってみると、あることに気づいたんだ。

僕らはレースゲーム、Rally Sports Challengeで良く遊んでいた。実際、これは当時としてはかなり良くできたゲームだったんだ。

いろいろいじくってるうちに、ゴーストを見つけた。

文字通りのね。

タイムレースのモードで、一番速かった時の結果がゴースト・ドライバーとして保存されるのは知ってるよね? そう、当たり – 彼のゴーストはまだそこに居たんだ。

だから僕は、ひたすらプレイし続けた、そのゴーストをほぼ打ち負かせそうなレベルまでに。ある日、ゴースト車についに追いつき、追い越し…

ゴールラインの直前で車を止めた。ただ、それを消してしまわないように。

最高に幸せだった

YouTubeユーザー00WARTHERAPY00さんのコメント

via Road and Track

[追記 2016-04-25] 元動画のコメントでこのエピソードを語ってくれたYouTubeユーザー 00WARTHERAPY00 さんが、この映像化作品に”Thank you.”とのコメントを寄せています。

このコメントに対して、00WARTHERAPY00 さん宛にたくさんの感想コメントが投げられています。

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工作

1180km離れた単身赴任先から息子と遊べるシーソーを作った父

中国の福建省廈門市にエンジニアの父 Liu Haibin さんが、1180km 離れた
山東省滕州市に残してきた生後8ヶ月の息子のために作ったのが、一方の動きが他方に伝わって同期するシーソー

(image: CCTV)
(image: CCTV)

それぞれのシーソーに液晶LCDがつき、反対側に座った相手がそこにいるかのように見えます。片方のシーソーが上がると、ネット経由でもう一方のシーソーも連動して下がるそうです。

remote-seesaw-building

動画が中国のウェブで大きな反響を呼び起こしていることを伝える英デイリーメール記事は、Liu さんのコメントをいくつか紹介しています。

「自分の子供時代を思うたびに、父が早く帰宅してシーソーで遊んでくれたことを思い出すんです。」

「息子が大きくなったときに、彼の父が彼を喜ばせようとしたことを覚えていてくれたならと思います。」

via Neatorama