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太陽発電だけで国中の電気を支えようとしたとき必要な面積を可視化したインタラクティブな世界地図

“Area of Solar Panels Needed to Power a Country”は、世界各国の消費電力を賄うために必要な電気を、もし全部ソーラーパネルで発電しようとしたら、どんな広さになるか、というのを可視化してくれるページです。

下の世界地図から国を選ぶと、その国の地図と、その上に必要なソーラーパネルが占める面積が正方形の集合で表されます。

人口密度が高いのか、電力消費が多いのか。一番効いてるのは日照量の少なさかもしれません。

大きな国はいいですね。

人口が少なかったり、そもそも電気を使わないライフスタイルの国だと、こんな割合でも電気が賄えてしまうんですね。

87%の国は、国土の5%以下の広さで、すべての電力を賄えるそうです。このサイトの調査では日本は8%ということ。山だらけの日本で8%はかなり困難かも。

また、国土すべてにソーラーパネルを敷き詰めても足りないのは、シンガポール、香港、バーレーンの3国だということ。

もちろん、これから先の発電効率の進化もあるので、消費電力が増えすぎないように気を付けていけば、必要な面積は漸減していくことが期待できるのでは。

# 計算に使われたデータ、発電効率等の数字は、リンク先記事の末尾で提示されています。

via Maps Mania

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データ可視化

任意の二つの国の大きさ比較をブラウザ上でできる Which is bigger: Africa or North America

[追記 2023-01] サイトが不通になっていました。ソースコードはまだアクセスできますが、動くかどうかわからないですね。

同様の国と国のサイズを比較する他のサービスをいくつか探しました。

単純なアイデアですが、比較したい国の選びかたや世界地図上の見せ方などで違いが出せるものですね。

[追記おわり]

Is Africa bigger than North America (アフリカは北米より大きい?)は、世界地図上の好きな2点を自由に重ね合わせて、国や大陸の大きさを簡単に比較できるweb上のツールです。

compare-countries-on-globe-tool

左側の二つの地球をマウスで回して、比べたい2地点を決めると、右側で二つの地図が重なって見えます。

madagascar-and-japan
(マダガスカル島と日本)

よく使われるメルカトル図法の世界地図では、南北の極地に近づくほど地図上の面積が実際の面積より大きく見えてしまいます。グリーンランドやカナダが大きく見えたり、アフリカが小さく見えたりするので、メルカトル図法の地図に慣れていると直感的には国や大陸の大きさ比較がうまくできません。

地球全体を一度に描こうとしなければ面積のずれは発生しにくくなるわけで、表示できる縮尺を限定して好きな位置を中心に2枚の地図をオーバーレイすることで、大きさの比較だけをやりやすくしています。

D3.jsを使ったソースコードも公開されています

via Flowing Data

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fun

これまで販売されたiPhoneの画面サイズを全部合計したら

Stupid Calculation(馬鹿な計算)ブログは、計算しても何の役にも立たないことを真剣に計算するというのがテーマらしいブログです。

monophone-in-new-york

去年の5月の記事なのでその時点での数字ですが、アップル社の財務レポートから3億5千万台ほどのiPhoneが売れていて、そのうち2012年9月21日のiPhone 5発売前の画面サイズは3.5インチのみとなります。それ以降のiPhone 5とそれ以外の売り上げ比率を推計し、それぞれの液晶のサイズの面積を掛けることで(詳しい計算を追いたい方は原文を)…

2,073,384,852 平方インチ、というサイズが求められます。この面積を 16:9 のiPhone画面の比率で作ると、5,059 フィート x 2846 フィートの長方形となります。

ニューヨークのセントラルパークの幅が 2640 フィートだそうなので、この「全部のiPhoneの画面を合わせた巨大iPhone」は、セントラルパークよりも少し幅広となります。これを実際にニューヨーク、マンハッタンの写真の中に立ててみたのが冒頭の絵、というわけ。

全部が米慣習単位(ヤード・ポンド法)で計算されているので、直感的にわからなくてイライラするところもありますが(とはいってもiPhoneの液晶画面もインチベースではあります)。

だからどうした、と言われるとそれまでなんですが。暇つぶしも真剣にやると興味深い結果(?)が出るということで。

via Stupid calculations