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動画100年の美容、韓国/北朝鮮版

過去100年間の化粧の歴史を、実際のモデルを使って再現するという動画“100 Years of Beauty”、アメリカ、イランに続いてお隣の国が取り上げられました。

今回の動画が面白いのは、途中で二つの国に分かれた一つの地域を扱っているところ。

100年の前半は日本統治下のものですから、そのファッションも戦前の日本と似たようなものだったのではと思われますが、二つの国に別れてからは、それぞれ独自の道を変化していきます。

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北朝鮮の方は独裁国家ですから、そのファッションは悪名高い喜び組に代表されるような、独裁者の好みを反映したものだったのかもしれません。

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韓国の方は、西側諸国のファッションの影響を受けているのでしょうが、芸能の輸出が成功した最近では逆に影響を与えている地域もあるぐらいなのでしょうね。

via Ufunk.net

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ネットのマーケティング

毎日自分の食事する様子を中継するだけで月収9000ドルを稼ぐ韓国の女性ビデオブロガー

ロイターの動画ニュースによると、韓国には物を食べる様子をネット中継するだけで、毎月9000ドル(99万円)もの収入を得ている女性がいるそうです。

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http://www.youtube.com/watch?v=oTs7KxD-V-0

この女性、パク・ソ・ヨンさん、毎日、長くて3時間になる自分の食事の様子を中継し、それを数千人のファンが観ているそうです。

ファンはパクさんにメッセージを送ったり、お金に換金できるバーチャルな「風船」を贈ることができ、その売り上げなどで彼女の月収は今や9000ドル(99万円)を超えたとか。勤めていたコンサルティング会社も退職したということなので、今は食べるのを見せるプロ、ということなのでしょう。

この人はたぶん最も成功している一例としてニュースになったのだと思いますが、同様の食事中継をしている人は韓国に3500人ほどおり、人気のある人はレストランなどのスポンサーがついているそうです。

動画の終わりでファンがコメントしていますが、一緒に食べているような気分になるし、一人で寂しくご飯を食べている人たちの慰めとなっているのでは、と言うことですが。

ロイターの紹介のしかたからすると、英語圏では同様の現象は起こってないのではと思われます。韓国の高速インターネットの普及率の高さや、一人世帯の多さが背景にあるのではと動画では言っていますが、そうだとすると日本でも食べる様子を見せるプロというのが出てくるんでしょうかね。ひょっとしたらツイキャスとかに居たりするのかしら。

そういえば、日本のテレビでも大食いする人たちを何時間も見せる番組がすごい人気だったこともありました。人が快活に食べる様子というのは、人によってはお金を払うほどのコンテンツたりうるのかもしれません。

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韓国に世界初の「見えないタワー」が建設されることに

世界初の消えるタワーの建設に許可が出たというニュースが来ています。

こちらが建設後のイメージ。

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「見えない」とはどういうことか、いわゆる「光学迷彩」のようです。以下の図のモデルで描かれているように、ビルの片方から見える車などの景色をカメラで撮影し、その映像をビルの反対側の壁で映すことで、ビルの奥にある景色がそのまま見えるということですね。

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ビルの奥の空や雲を壁面のLEDで映写することで、ビルが透明で見えなくなるということ。渋谷駅前にあるような巨大ビジョンがビル全体に貼り付いているような感じだとすると、なかなか大掛かりな仕掛けですね。

カメラはビルの異なる6面の3箇所の高さにそれぞれ設置され、周辺の風景をリアルタイムで取得します。500列のLEDスクリーンで埋められたビルの3つの区画が、それぞれのデジタルイメージを投影します。

透明に見せるために、画像は拡大縮小・回転・合成され、継ぎ目のないパノラマ画面を生成します。

つまり、何であれビルの後ろ側にあるものが、正面に表示されるということです。

Cameras will be placed at three different heights on six different sides of the building to capture real-time images of the surroundings; three other sections, each filled with 500 rows of LED screens, will project the individual digital images.

Through digital processing, images will be scaled, rotated and merged to create a seamless panoramic image that appears on the LED rows to create the illusion of invisibility.

In essence, whatever is going on behind the building will be projected onto the front of the building.

South Korea Building World's First 'Invisible' Skyscraper | Geekologie

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タワーの高さ450メートルは、東京スカイツリーを始めとして他に6つ、もっと高いタワーが世界には存在しています。

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こちらはタワーの展望台のイメージ。展望台の高さは世界3位となる予定。

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タワーが建設されるのは、韓国のソウル郊外、仁川国際空港の近くだそうで、空港の近くに透明なビルを建てるというのはジョークに違いない、と最初思ったのですが、CNNForbesも報じているので、韓国政府が承認したという話は確度が高そうです。

また、紹介しているGeekologie自身も突っ込んでいますが、透明に見えるのはある一方向からだけなのでは、という話もありますね。レジャー・観光スポットとしてのタワーらしいのですが、タワーに登るのではなく、透明になるポイントからタワーを見るという観光体験になるのでしょうか。

設計したアメリカ企業GDS Architectureでは、来年2014の完成を目指して動いているということです。

via South Korea Building World's First 'Invisible' Skyscraper | Geekologie