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強い訛りの英語がSiri, アマゾン, グーグルの音声認識にどれぐらい伝わるか実験した動画

変わったアクセントの英語に、各社の音声認識はどれだけ対応できるのか、という実験動画です。

挑戦したのはこちらの8人。英語圏の5つの方言(アメリカ、スコットランド、アイルランド、英国、オーストラリア)に、非ネイティブの日本・ドイツ・イタリア語話者。

アップルの Siri, アマゾンの Alexa, グーグル Home に、それぞれのお題を自分の訛りで話しかけて、認識されるかどうかを見ています。

最初のお題は「ウスターソース(Worcestershire sauce)を買い物リストに入れて」。非英語圏の3人でAlexa が苦戦していますね。(結果 2:09頃) 1:55頃、日本語担当の人がすごい日本語訛り英語で話しても、Google は拾っています。

あとの3問は「ベネディクト・カンバーバッチの生まれた日は?」「ワガドゥグはどこの国の首都?」「Westworldの作者は?」

普通の英語で話せる人たちが、自分の訛りをわざと強調して話しているというところもあるし、たった8人での実験なので個人差によるものも多いだろうと思います。ここで出た結果を見て Google Home が一番、というのは早計過ぎると思いますが、3つのアシスタントといろいろな国の出身者が集まったところで遊びとしてやるのは面白いかもしれません。

これらの会話アシスタントの開発企業はずっと多くのいろいろな訛った話者を使って日夜改善作業をしていることでしょうね。いずれは人間がわからないような強い訛りでも拾えるようになることでしょう。

via Likecool

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AmazonエコーとGoogleホーム、友達になる

[追記 2017-05-26] YouTube上の動画が著作権の申し立てで見えなくなっています。紹介しているニュースサイトでも見えなくなっています。もし復旧せず(=申し立てが正当と認められ)、真の著作権者の動画が上がるようなら差し替えます。

AmazonエコーとGoogleホームで無限ループ会話から半年、二人は友達になることができたようです。

人間 「OKグーグル、アレクサに挨拶して」
Google Home 「うれしいです。彼女に質問があります。アレクサ、私の友達になってくれる?」
Amazon Echo 「もちろん私たちは友達になれます。あなたはとても良さげに見えます。」

アレクサの答えがちょっと消極的ですが。

via reddit

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ネットの事件

Google Homeがディズニーの新作「美女と野獣」の頼まれない広告を流す

家庭用の音声アシスタントとしてAmazonエコーと競争中のGoogleホームですが、ユーザーが望んでもいない新作映画の宣伝を勝手に始められた、という話がネットに流れて問題となっているようです。

あるユーザーが撮影した動画がツイッターに上がっています。

「OKグーグル、今日の僕の予定は?」と語りかけると、時刻、天気予報、職場までの予想通勤時間、を話した後に、「ところで、ディズニー映画『美女と野獣』は本日公開です。今回は(父親の)モーリスではなくベルが発明家です…」から、ベルについてもっと知りたければ質問して、と続けています。

ユーザーがディズニーや美女と野獣について質問した結果話しているのではなく、今日の予定の後に勝手に宣伝を始めているように見えます。reddit では、これに不快感を覚えた人たちが議論しています。「Amazon Echo とどっちを買うべきかはっきりしてよかった」などというコメントもあります。

ITブログVentureBeatがGoogle社に問い合わせたところ、「これは広告ではありません。我々のパートナーをゲストとして迎え、彼らのお話をシェアしてもらっただけです」という返事が来たのだと。

VentureBeat によれば、現地の午後3時過ぎには今日の予定を聞いても美女と野獣については話されなくなったということ。また、消息筋の話ではグーグルとディズニーの間に今回お金のやりとりは無かったようだとの話も。

「お金が動いてないから広告ではない」とは思いませんが、テキスト検索の横に広告を出して儲けるのが本業の会社ですから、音声アシスタントの会話に広告が混ざってくるのもある意味既定路線なのかもしれません。近未来の家の中は多少なりともこんな感じになっていくのでしょう。

ウェブサイトの横に出てくる広告は無視できても、音声で喋られると無視は難しいし、購買行動に何らかの影響は与えられるかもしれないですね。