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遠近法を無視した操作で解いていく、ファースト・パーソン・パズルゲームのデモ

ファースト・パーソン・パズル

自分の目線から見たようなリアルな3次元世界をCGで再現し、その中で戦闘するゲーム「ファースト・パーソン・シューティング(FPS, 一人称視点)」は、特に海外で人気のジャンルです。

計算機科学の名門として知られるカーネギーメロン大学の、エンターテインメント・テクノロジー・センターの学生たちのグループPillow Castle Games が開発したのは、一人称視点ではありますがシューティング(銃撃)ではなくパズル、「ファースト・パーソン・パズル」

Forced Perspective

このゲームの特徴は、”Forced Perspective”(強制された視点)にあるそうです。”Forced Perspective”は、実際には遠くにある大きなものを、近くにある小さなもののように見せたり、あるいはその逆で、近くにある小さなものを、遠くにある大きなもののように見せたりする光学的なトリックのことです。

“Forced Perspective”で画像検索するといろいろな人が巨人になったり遠くの大きな建物や車を手のひらに載せたりという写真が出てきますね。

forced-perspective-on-google-image-search

日本でも昨年、漫画「進撃の巨人」を再現する同様の遊びがネットで流行しました。

ゲームの内容は、CGで書かれた家の中を歩いたりジャンプしたりして、出口を探して脱出するというものですが、この世界には現実世界にはない法則があります。”Forced Perspective”なトリックが、トリックではなく実際に機能してしまうのです。

画面内のオブジェクトは自分の視点で見たサイズで掴み、近くや遠くに移動させることができるのです。といっても説明ではよくわからないと思うので、デモ動画がこちら。

まずオブジェクトの操作。遠くにあるエッフェル塔やピサの斜塔、自由の女神やピラミッドは、掴んで引き寄せればチェスの盤に乗ってしまい、チェスの駒と並んでしまいます。

pillow-castle-chess

ジャンプで登れないような高い所には、机の上にある小さなオブジェクトを大きくして踏み台を作ります。

壁に掛かるモナリザを大きな橋にしたり、近くの積み木で谷を埋めたり、遠くに見えるあんなものまで。窓やドアの遠近を狂わせることで、通れないところを通ったり、自分自身のサイズを変えたりもできます。

3DCGといえば、見栄えや物理法則など、現実世界をいかに再現するかがずっと競われ、進化していますが、現実には起こりえない法則を持ち込むというのも面白いですね。

まだコンセプトを証明する段階ということで、ゲーム自体の作りはそれほどでもないのですが、リリースが期待されます。

via Viral Video: Carnegie Mellon Students’ Game Demo Blows Internet’s Collective Mind | Re/code

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3DCGアニメーション制作の秘密を教えるビデオ

3Dモデルを使ったCGアニメーション制作のツール活用を解説するチュートリアル動画のように見えて、ネタ動画です。

こんな風に指示して3Dアニメーションが作れるなら、誰もがやってみたいと思うでしょうけどね。

via Tumblr

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ストリートファイターIIをテーマにしたファン作成の3Dアニメーション彫刻

Street Fighter Motion Sculpture は、Cinema 4DVrayという3DCG制作ツールの使い方を取得する目的でDant Headmanさんが制作した、ビデオゲームストリートファイターをテーマにしたアニメーション動画です。

guile ガイル サマーソルトキック

サマーソルトキック

ken ケン 竜巻旋風脚

ゲームをやったことがある人なら、色や動きだけでわかるのですが、キャラクターはたいへん抽象化されています。

blanka ブランカ 電撃

chun-li チュンリー スピニングバードキック

動きの残像がずっと残り続けていることと相まって、あまり見たことがない効果を生んでいます。

コメント欄では、これはぜひ3Dプリンターで印刷して飾るべきだ、という意見も。たしかに面白いかもしれません。

via Street Fighter Motion Sculptures – Virtual sculptures | Ufunk.net