カテゴリー
ネットのマーケティング

ジョギングの軌跡で絵を描くブロガー

GPSのついたデバイスをつけてランニングをし、記録するという Nike+ のサービスを利用して、地図上で図形を作り上げる、というテーマのTumblrブログ Running Drawing (走って描いて)

running-draws-invader

スペースインベーダー

ポールダンスをする女性

走る前にどんな図形を描き上げるかを考え、実際に道路をどう走るかを工夫するのも、自分で考えた通りに最後まで走らないと図形が完成しないというのも、長距離を走りきるための良いモチベーションになるかもしれませんね。

ブログ主のクレアさんは、上に挙げたもの以外にも多くの、特に下品な形の、ランニングをしています

via Tumblr

カテゴリー
アメリカ

自転車泥棒に盗ませるGPSつき「餌バイク」が配備中 – サンフランシスコ

「おとり捜査」とか「司法取引」とか、アメリカの犯罪捜査って文化の違いを感じますね。アメリカでは自転車泥棒へのおとり捜査が各地で始まっているそうです。

ニューヨークタイムズによると、サンフランシスコ市では、急増する自転車人口にあわせて、自転車泥棒を捕まえるためのオトリ捜査を展開しているのだとか。

自転車泥棒を防ぐサンフランシスコ警察署の公式ツイッターアカウント@SFPDBikeTheft では、盗まれた自転車の写真を掲示しての情報提供呼びかけをしてる市民のツイートをリツイートしたり、

より確実なロックの掛け方や道具紹介などの啓蒙活動などもしていますが、

同時に、監視カメラに映った自転車泥棒の写真とかを公開したりもしていて、

これも日本じゃやらないだろうなあと。

「この自転車、オトリ自転車かもよ?」というステッカーも配っているようです。オトリ捜査をやっていることを潜在的な犯人に知らせるのも、盗難件数を減らすためのよい方法でしょうね。

https://twitter.com/JOJOinthe310/status/464485343580790784

担当の警察官がニューヨークタイムズに取材されている動画はこちら。オトリ自転車を持ち去ろうとした犯人をその場で取り押さえる様子が映っています。(1:25頃)

これらのオトリ自転車などの費用には、市から$75000(825万円) の予算が与えられているそうです。サンフランシスコ市が最初に始めたわけではなく、アメリカの複数の市や大学でこういった捜査が実施されているのだとか。2008年から取り組んでいるウィスコンシン大学では、オトリ捜査とソーシャルメディアの組み合わせで、自転車窃盗の被害報告が40%減少したという数字もあります。

いずれの場合にしても、GPSとソーシャルメディアという二つの技術が、安くなってり誰でも使えたりするようになったことが、このオトリ捜査を生み出したのは間違いないようです。

どこの国でも自転車泥棒はダメですが、アメリカで気軽にそのへんの自転車を盗んで乗り回すと、即見つかって逮捕されたりするかもしれないですね。日本でオトリ捜査はやらないと思いますが、安く・小さくなったGPSをモノにつけることで、これまで思いもしなかったことができる、というのは他にもいろいろ出てきそうです。

via San Francisco is baiting thieves with GPS-ready bikes | The Verge

カテゴリー
fun

ソーシャルメディアで調べた知らない人に、ズバズバ個人情報を言い当てるエスパー

Social Media Experiment (ソーシャルメディア実験)と名づけられたプロジェクト。

ジャック・ベールさんが、街のそのへんにいる人の情報をインスタグラムやツイッターなどのソーシャルメディアから集め、その情報を使って超能力者ででもあるかのように振るまい、知らない人たちを気味悪がらせていきます。

街なかの人に名前でいきなり話しかけ、相手のいろいろな情報を使いながら、昔からの知り合いや家族でもあったかのように会話を続けていきます。

social-media-experiment-1

「やあ… 君はひょっとしてジェシカ? こんにちは。僕はジャック。会えて嬉しいよ」
「(求められた握手に不思議な顔をして応じながら…) なんで私の名前を知ってるの?」

ジェシカさんには、さらに、小さな白い室内犬パリスを飼ってて、それをPar Bear(くまちゃん?)って呼んでるよね、などを言い当ててます。

女性二人組みの名前を当て、「誕生日おめでとう!」と言ってみたり、男性に家族が彼のことをなんというアダナで呼んでいるかを当ててみたり、子供のぬいぐるみにつけた名前を当てたり、最近レストランで鶏肉料理を食べたでしょうとか携帯電話の会社で働いてるよねとかを当てたり、母親の名前を言い当てたり。

最後にはそれぞれの相手に、すべての情報は本人がソーシャルメディアに自ら公開したもので、超能力とかでは無いですよ、と種明かしをしています。ほとんどのターゲットは、気味悪いと思いながらも笑って終わりにしていますが、男性二人組は、笑ってはいるものの “Thanks for invading our privacy.”(俺たちのプライバシーを侵害してくれてありがとう = 皮肉) “I’ll call the police if you do that again.”(こんどやったら警察を呼ぶぞ)と吐き捨てて立ち去っています。怒っているのでこの動画に出る許可も出してないのでしょう。この男性にはモザイクがかかっています。

全部自分でネットに公開した情報なのに「プライバシーの侵害」になるのかどうか。

日本でも、ツイッターのつぶやきからつぶやいた人を渋谷で見つけて話しかける、というブログ記事が話題になったことがあります。いろんな個人情報を特定されないようにネットに書き込むのはどんどん難しくなっていると思いますが、使っている本人がそういう危険性を知らなければリスクはなおさら高くなるのでしょうね。

via Prank Artist of the Day: Revealing Personal Information from Nearby Social Media Posts – Cheezburger