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シュート成功を自動で数え、一人ゲームもできるハイテク・バスケットボールが登場

先週リリースされたWilson X Connected Basketball は、内蔵センサーであなたのシュートが成功したかどうかを判定することができるスマート・バスケットボールです。

見た目は完全に普通のバスケットボールの中に電池とセンサーが入っていて、ソフトウェアの力でボールがゴールに入ったか、外れたか、を判定できるというのだからすごい。

さまざまな身長や年齢のプレイヤーの5万本のシュートを記録・解析して、ボールの中のセンサーだけでシュートが入ったか、外れたかを当てられるようになったそうです。正しく判定するのに必要なのは、ゴールにちゃんとネットがついていることだけ。

wilson-x-shoots-percentage

これをBluetoothで自分のスマホと接続し、専用アプリでシュートの成否などを記録させます。

# iOSアプリは既にリリースされていて、Android版は11月にリリース予定だそうです。

[追記 2022-10] その後リリースされたらしいAndroid版もあわせ、アプリはストアから削除されてしまっているようです。

アプリが存在した頃のURL – https://itunes.apple.com/app/wilson-wx-connected-basketball/id968084339?mt=8

iPhoneアプリでは4つのモードが提供されています。

wilson-x-mode-selection

フリーレンジ

7フィート以上離れた好きな場所からシュートを打つモードです。アプリが打った距離ごとの本数や成功率を教えてくれます。(動画)

https://www.youtube.com/watch?v=0JwIjWY797Y

仕組み上、どの方向からシュートしたかまでは取れないようですが、これは仕方ないですよね。

フリースロー

フリースローラインからの練習モード。時間内の本数と成功率を記録・表示してくれます。(動画)

ブザービーター

長い距離のシュートを成功させるほど、持ち時間が復活するというタイムアタックモード。(動画)

https://www.youtube.com/watch?v=0VOW5byC8AQ

ゲームタイム

アプリが、状況にあわせてゲームの「実況」をしてくれます。ゲーム機のスポーツゲームで最近よくある、音声合成による実況みたいなやつですね。シュートを決めたら、観客の歓声も聴こえます。イヤホンをつけてプレイします。(動画)

https://www.youtube.com/watch?v=Xad9AdhRUEY

このモードを使って練習することで、実際の試合の感覚を持ちながら練習できるのがよいのだとか。実戦では緊張で練習通りのプレイがまったくできない、というようなタイプのプレイヤーなら、このモードで練習することで試合慣れできるかもしれないですね。

価格

価格は$199(2万1890円) 。電池は内蔵のものが切れたらそこでおしまいで、交換等は考えられていないようですが、10万本のシュートでも切れない電池だとFAQに書いてあります。これは週に5日、毎日300本の練習を1年間続けても届かない本数で、Wilsonとしては十分と考えているんでしょうね。まあ、電池が切れても普通のボールとしてはまだ使えるわけですが。

スポーツは好きだけど単調な繰り返し練習はツライ、という人は多いかと思います。アプリの支援で楽しみながら反復練習や試合風の練習ができるとしたら、10倍ぐらい高いこのハイテクボールもコストパフォーマンスが良いかもしれないですね。

via Digital Trends

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ネットのサービス

スタンプの進化系か!? 会話内容を漫画にしてしまうメッセージアプリ ComiXchat が登場

今日公開されたスマートフォンアプリ ComiXchat (コミックス x チャット)は、LINE や WhatsApp のようなメッセンジャーアプリですが、従来のチャットアプリがいつも同じ吹き出しでコメント内容を表示しているのに対し、コメント内容から漫画のコマを生成して表示するという、漫画 + チャット を組み合わせたサービスです。

comixchat-1
comixchat-2

日本語で長文(というほど長くもないけど)を入れたら切れてしまった

Android, iOS に Windows Phone までリリースしているようです。

comixchat-top

アプリを起動してメールアドレスを与えると、登録用のリンクを含んだメールを送ってきます。デバイスのアドレス帳などから他のComiXchatユーザーが見つかれば、そのまま表示されてチャットを開始できますし、メールアドレスで検索したり招待したりもできます。このあたりはメッセンジャーアプリ一般どれでも良くある作りですね。

comixchat

メッセージを書いた瞬間は、長方形の吹き出しにそのメッセージが表示されますが、10秒ぐらい待つとコミックストリップの形に変換されて表示されます。相手の話した前のコマの中に返事として出てくることもあれば、新しいコマになることもあります。

自分のキャラクター(アバター)は、設定で変更することもできます。すべての相手のチャットで使うアバターの設定もできるし、その相手・グループとのチャットだけで使うアバターを変えることも可能です。

コメントを送る際、左側にある顔マークで感情を選ぶと、感情に併せて漫画の中のキャラクターが描かれます。また、短時間に多くのメッセージを連投すると、コマの中でその人のキャラクターが大きく取り上げられるなど、会話の特徴に応じてコマの描かれ方も変化するようになっているということ。

一連の会話を、よりコミックらしいスタイルで出力したり、ソーシャルで共有したりすることも可能です。

チャットにスタンプをつけたり、あるいはスタンプだけでコミュニケーションしたり、というのはLINEなどで人気が出てFacebook までが取り込もうとしていますが、特にこちらが指定していない素の会話でも、コミックの形になっていると面白さが出たり、会話が弾んだりということがあるかもしれないですね。

このComiXchat でも、現在のアプリ内バナー広告以外に、有料のキャラクターや有料の背景シーンの販売などをビジネスモデルの一つとして検討しているそうです。

via VentureBeat

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ネットのサービス

時差ぼけを最小限にするためのスマートフォンアプリ Entrain

ミシガン大学の教授や院生らが開発したiPhoneアプリ Entrain (英語で「同調する」など) は、時差のある旅行をした時に、なるべく早く時差ぼけを解消して現地の時間に体を合わせるためのアプリです。

現在地点と目的地(たとえば、ラスベガスとシドニー)、移動日をアプリに設定すると、

entrain-travel-schedule

アプリが移動先のタイムゾーンで自然に寝起きできるように、今どんな環境に身を置けばいいかをアドバイスしてくれます。今が夜や夕方でも、「強い光を浴びるといいですよ」と指示された時間には、屋外に出たり部屋の照明を強くしたりすることで適応を早めます。

実際にアプリが指示した明るい・暗いをどれぐらい守れたかを入力することで、アプリ側では目的地のタイムゾーンへの適応がうまくいっているかどうかを教えてくれます。

entrain-feedback

時差ぼけが起こるのは、24時間強で一周する体内時計のリズムcircadian rhythm(概日リズム)が実際の旅行先の昼夜と食い違ってしまうためで、このアプリではその食い違いを少しずつ慣らしながら緩和していくことを目的としているそうです。

海外出張しても、到着後何日も本調子に戻らず困っている、といったような人は、時差ぼけの苦しみを軽減できるかどうか試してみてはどうでしょうか。

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