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Depressed? 自分が憂鬱かどうかをAPI提供できるオープンソースアプリ

AreYouDepressed は、自分の状態が鬱かどうかを知らせるためだけのサイトと、そのAPIを提供するためのソフトウェアです。

[更新 2022-08-21] サイト・ソースコードともにアクセス不能となっていました。 https://github.com/TheJokersThief/AreYouDepressed-/

デモサイトにアクセスすると、鬱なら”Yes”、そうでないなら”No”が、色やバックグラウンドのアニメーションをそれぞれ変えて、表示されます。

is-evan-depressed-no

設置者には、4時間置きに指定したアドレスにメールが届き、”Yes”か”No”をクリックすることで状態が更新されます。

JSON APIで現在の状態や、

is-evan-depressed-api

最近の履歴を取得することもできます。

is-evan-depressed-api-all

メールだけでなく、管理画面から更新したり、状態を問い合わせるメールを送らない時間帯を指定したりする機能もあります。

is-evan-depressed-admin

PHPのLaravelフレームワーク上に構築されたアプリのソースはGitHubで公開されていて、自分用の同種のサイトを公開することができます。

鬱状態を広く世界に通知する以外にも、状態を伝えるという単機能のサービスとして何か使いみちがありそうな気もします。

https://depressed.evan.netsoc.co

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PHP

ワードプレスのインポートツールで警告が消えない問題

WordPress のサーバ再構築をする必要があり、標準のXMLエクスポート形式であるWXRファイルを読み込ませたところ、最新のWordPressを使っているのにも関わらず以下のような警告が出てきます。

( ! ) Strict standards: Declaration of WP_Import::bump_request_timeout() should be compatible with WP_Importer::bump_request_timeout($val) in C:\Users\akky\OneDrive\services\akimotojp\blog\wp-content\plugins\wordpress-importer\wordpress-importer.php on line 38

wordpress-importer-caution

バグ報告もされているのですが、これがなんと2年も前のもの。ずっと直ってないというわけです。

直し方がわかってないわけではなく、現時点のバージョンなら、wp-content/plugins/wordpress-importer/wordpress-importer.php 1110行目の

function bump_request_timeout() {

function bump_request_timeout($unused) {

などとするだけです。

わかってるなら配布してるオリジナルを直してよ、と思うところですが、バグチケットの中でリード開発者により「まれにしか使わないインポートの警告を消すためだけに、500万人の管理者にアップデートさせるのは『アップデート疲れ』(update fatigue)もあるのでやりたくない」という結論が出されていました。

そして、他の重要な修正も入るなら喜んでプラグインの更新を掛けるよ、と、未解決のインポート周りのチケットリストを紹介することで返答を結んでいます。

そんなに気になるなら他の重要なバグ直せば一緒に直るよ、なんていう返しもあるのかあ、と変なところで感心しました。

インポート機能を全員が使うわけではない、というのは確かにその通り。インポート作業をするぐらいの利用者なら警告の意味も読めるし、これが実害のない警告に過ぎないこともちょっと検索すればわかるかもしれません。

しかしそれでも、推奨された最新バージョンを使って、標準で動かして警告が出てしまうのは、それこそ500万ユーザーを誇るならカッコ悪いように思うですが。警告を見た人の多くはそれが何かを調べ、対処するなり無視するなり判断するという時間を取られていますし。

WordPress Importerプラグインの一番新しいバージョンも5ヶ月前に出ており、このチケットが切られた2年前より後に修正を含めるタイミングはあったみたいだし。

# 他にStrict Standardsを外すという解決法もなくはないですが、PHP 7 も見えているこの時期にそんなことをするのは当然オススメできません。

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PHP

weca.mp – 島でPHPの開発合宿

面白い開発合宿の案内が流れてきたのでご紹介。この業界、泊り込みのイベントを「キャンプ」となぞらえることは良くありますが、今回企画されたPHPの開発合宿We Campは本当のキャンプ場で開催されます。しかも場所は島。

wecamp-island

オランダのデ・クルート島。地図によれば、フェルウェ湖という湖の中に浮かぶ島のようです。宿泊は「豪華な」テント。トイレ・シャワー完備。

イベント内容ですが、当日集まった中からランダムな5人でチームを組み、コーチの助言を受けながら新しいものを開発するということ。技術を高めるのももちろんですが、チーム開発やチーム管理なども鍛えられる機会になると。

また、「人生は仕事と技術だけではない」ということで、ただ缶詰になって開発するだけではなく、昼間のボートやカヌー、夕方からのいろいろなアクティビティも予定されているのだとか。

開催は8月25日から29日の5日間。参加料は食事や往復のボート代も含めて375ユーロ。現時点での残り参加枠は24人分だそうです。PHPの開発者でこの夏冒険してみたい人、オランダまでどうでしょう? オランダでのイベントですが、サイトも全部英語ですし、このあたりのイベントは周辺の国からも参加があるでしょうから、英語で大丈夫だと思います。

僕は家事等あってちょっとオランダまでは行けそうにないですが、ちょうど個人的(←会社とは無関係のイベントです)にも野外での開発会を考えていて、明日第一回を行うところだったので、自然の中での開発会がどんな成果を作り出すのか、興味がありますね。

# こちらの開発会は、告知が遅くなってしまったのでまだ参加者が少ないです。明日木曜昼に東京で時間のある方はぜひ