カテゴリー
ネットのサービス

Minus – 100回だけつぶやける新SNS

新しく登場したMinus はツイッターのようなマイクロブログサービスですが、ツイッターと違うところは投稿の回数に100回の上限が設定されていること。

100回投稿すると、それ以上は投稿できなくなってしまいます。101回投稿して試したわけではないですが…

登録してつぶやいてみました

投稿フォームにあるカウンターが、99に減っていますね。

100回しか投稿できないとなるとツイッターのような気軽さはなくなるかなとも思いましたが、投稿したものの削除や編集をできてしまいます。削除すれば新たな投稿もできてしまうので、自分が厳選した100文を置いておくような使い方を想定しているんでしょうか。

回数を限定する、というのは一つの差別化要因だと思います。でも差別化だとすると100回は多いかなあ。

via Hacker News

カテゴリー
ネットの事件

「ミーム作り/クソ投稿」するコミュニティマネージャーの求人で年収1000万

ちゃんとした会社のミームを作る6桁の仕事。

子供の興味のあるものがどれだけバカバカしく見えたとしても… それは止めて「本当の仕事」をするように、なんて言ってはいけないね。

ここで紹介されている求人 “Meme artist / Shit poster” + Community Managerは、GitHub の issue に賞金を懸けられるようにするサービス Gitcoin を運営するGitcoin 社の実在するもの。

報酬は 8万ドル(880万円)~10万ドル(1100万円) 。コミュニティマネージャー職と兼任になりますが、SNS に shit を投げてこの報酬はすごいですね。 言葉選びはスタートアップ界隈の偽悪趣味もあるのかとは思いますけど。景気いいなあ。

リモートワーク可で、米国山岳部時間に勤務できれば場所は不問とのこと。日本からだと昼夜逆転しちゃうので夜型の人にいいかな。

カテゴリー
ネットのサービス

Redact – 過去のSNS投稿を様々な条件で自動的・定期的に削除してくれるツール

Redact は、Facebook や Twitter などの SNS の過去の投稿を削除管理をしてくれる新アプリ/サービスです。

このサービスを使うと、定期的に、あるいは単発で登録したSNSの過去の自分の書き込みを調べ、自分の設定した条件で削除してくれるということです。

使ってみた

Facebook で試してみました。

まずFacebook上で、テスト用にいくつかポストをしました。(何年もろくにFacebookを使っていなかったので、テスト用投稿を作るところから)

Redact への条件として

  • 「テスト」という文字を含む、
  • 過去1年間のFacebookの投稿とコメント
  • イイネは消さない
  • 「重要」という文字があれば除外する(=消さない)

を対象に設定しました。対象のポストを探すだけの「プレビュー」と実際に消す「削除」がありますが今回は削除を実行

「本当に進めていいですか?」の確認

「1件を削除しました」

先ほど一番最後にあった「テスト」を含んだポストが、Facebook上で削除されているのを確認しました。

単発の「削除」ではなく「スケジュール」にすると、指定した間隔でこの処理を定期的に繰り返してくれるそうです。

使い道

昔のSNSでの発言、毎日のように書き込みしている本人にとっては覚えてもいないものがほとんどだと思いますが、インターネット空間には残り続けています。検索などで迷い込んできた第三者が見ることもありますし、何か素晴らしい発言をしたり炎上したりして目立ったりすると、過去に遡って読んでくれるような人たちも現れます。

その結果として今言っていることと矛盾したり正反対な意見を書いていたりが見つかったりや、犯罪や不正行為の自白になっていたりで別の炎上を起こしてしまうということも起こっていますね。

その場の言い捨てのつもりでSNS で発言していた人にとっては、そのような過去の投稿が発掘されて出回るのは恐ろしいことでしょう。Redact の機能はそのような問題を防ごうとしているというのもあるのかなと思いました。

最近の炎上例なら「死ね」とかでしょうか。昔SNSで悪態をついていた自覚があるなら、候補となりそうなキーワードを入れれば、Redact が探し出してその発言だけを削除してくれるというわけです。

最初からSNSを短期の投稿場所としてしか考えていないなら、たとえば毎週一回チェックをさせてそれ以前の投稿はすべて消してしまうような運用をしてもよい。

セキュリティ

リリース時に対応が謳われたサービスは Facebook, Twitter, Discord, Twitch, LinkedIn, Microsoft Teams, Skype, Instagram, Slack など多岐にわたります。サービスも、そのサービス内の何が消せるかについても、今後も拡充を続けるそうです。

これらのSNSサービスがすべて Redact のような外部サービスを良しとするわけでもなく、Facebook の例では連携は API 等ではなく、Facebook のパスワードを Redact に預ける形でした。SNS アカウントを大事にしているなら、ここの点のセキュリティは気になるところかもしれません。

SNSへの対応も大変なサービスだと思いますが、PC/Mac/Linux 版は現在は無料で使えるそうです。iOS/Android 版はこのあとのリリースが予定されていて、そちらは有料となる予定。

via Hacker News