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Small World – ツイッターの友人の居場所を世界地図にマップ

Small Worldは、Twitter でフォローしている人たちの居場所を世界地図上に書き込んでくれるwebサービスです。

サービスを利用するには、twitter 上で Small World アプリへの権限を与える必要があります。けっこうありますね。

Small World の要求する twitter の権限

フォローしているアカウントの一覧は見せないことにはサービスが成り立たないでしょう。プロフィール・メールアドレスの提供はまあいいとして、フォローしている人のprotectedなツイートを読めるようにしてしまうのは、クローズド中心でツイッターを使ってる人は心配があるかもしれません。

権限を与えてサービスにログインすると、フォローしているユーザーの公開している位置情報を基に、世界地図上にプロットしてくれます。

本人申告の居場所を地図でわかりやすく見られるわけです。さらに、ウォッチしたい地名を追加で登録し、通知の設定をしておくことによって、新たにその都市に移動してきた友人をメール通知で受け取ることができます。メール通知のサンプル文面は次のようなものだそう。

twitter 上の友人の位置は、プロフィールの場所情報および、プロフィールの表示名中に “in 地名”と書かれた場合も追跡しているということ。”in ***” の***が地名かどうかは誤動作することもありそうな気がしますけど。

「GPSで詳細に居場所を公開したいわけではないが、twitter 上での位置ぐらいなら友達に知ってほしい」という作者の意図はわかります。「近くに寄ったから」「たまたま近くに旅行中だから」でオンラインでしかやりとりしていなかった友人と会うきっかけを作れるサービスと言えます。

GitHub でClosure のソースコードも公開されています。

via Maps Mania

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Twitterの「アルゴリズム」repo がGitHub から消される

Twitter の「アルゴリズム」という空のリポジトリがGitHubに公開され、イーロン・マスク氏のtwitter買収と何か関係がある動きなのかと注目を集めていましたが、リポジトリは空のまま削除されてしまいました

Disclose.tv は、空のリポジトリを「twitter のアルゴリズム」として GitHub に公開したことは twitter の一部開発者からイーロン・マスク氏への反抗のメッセージではないかという見方をしています。(中の人がどこかでそう発言したわけではありません)

もし空であることが今後のアルゴリズム公開の準備ではなく、空であること自体に意味を持たせようとしていたとするなら、単一の簡単なアルゴリズムで動いてるわけではない、とか、内部の複雑なシステムの結果として今の表示順ができている、とかいう主張なのかもしれないですね。

via AIM

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ネットの事件

Twitter の「アルゴリズム」がGitHubに公開され、中身は空でも注目を集める

Twitter 社が GitHub 上で twitter/the-algorithm を公開したことが話題となっています。

[更新 2022-04-27] リポジトリは削除されてしまいました

“The” アルゴリズムですからね。Twitter の仕組みは多くのアルゴリズムからできていることは間違いないですが、おそらく各自のタイムラインがどのように作られるかという部分に関わるアルゴリズムのことではないかと言われています。

このリポジトリの存在を示唆したのは、Google のオープンソースチームから2022年に Twitter のオープンソースチームへ移籍した ウィル・ノリス氏。

長期に渡って企業内でオープンソース活動を進めているエンジニアです。

大昔は時系列順にツイートを表示するだけだった Twitter タイムラインのアルゴリズムは、ユーザーのために必要なものをうまく集めて見せる、といった名目でブラックボックス化し、自分たちの発言が不当に多く/少なく表示されたりしているのではないかといった疑念を持つ人もいます。

Twitter買収を目指しているイーロン・マスク氏は「信頼性を高めるためにアルゴリズムをオープンソース化したい」と語っており、

買収はまだ決定事項ではありませんがこれに呼応したものかもしれません。