カテゴリー
ガジェット

VRスコープが街で無料で配られているので貰ってきた

住宅情報サイトの Suumo が、東京都内で配っている無料雑誌にVRスコープをつける、ということで、この週末、近所のファミリーレストランに置いてあったものを貰ってきました。

380

地域ごとに違う雑誌のようで、「Suumoスコープ」という名のVRスコープがおまけで付いてるのは「新築マンション首都圏版」ということ。配布エリアは東京23区。サイトには配布店までは書いてなくて、具体的にどこに置いてあるかは電話で訊いてくれということのようです。地下鉄の駅の通路とかチェーンの飲食店のレジの横などで良く見かける気がします。

382

表紙の裏に厚紙2枚。

383

2枚目にはレンズ付き。

384

利用説明書的な。

387

組み立て前のSuumoスコープと、家にあったハコスコのGoogle Cardboardと。

389

厚紙から点線に沿って

390

4つのパーツを切り離します。

395

折り目で折って、

398

穴を開けて、組み立て。

399

細い穴に、別のパーツのとがった所をさし込んでいきます。

400

組み立てた後に、テープで側面を止めます。持って振り回してると壊れがちなので、セロテープ等で補強した方がいいかもしれません。

401

完成。Android の Suumo アプリ側を起動すると、メニューに “Suumo Scope” というのが増えてました。これを起動。

402

おお、見える。Suumoくんが。スコープを覗いたままで体の向きを変えると、スマートフォンに映された映像もその方角に応じて変化します。

もちろん、マンションも見えます。豊洲の新築マンションの外観、テラス、内装、のデータが用意されていました。このへんは今回のがうまくいったらデータが増えていきそうです。

403

目が描いてあるのがいいですね。

416

VRレンズが二つになった。まあ、アマゾンで買っても1000円(9ドル)とかなんですが。無料で配られてるのはすごい。

作りもそんなには変わりません。Google Cardboard の方は大きな一枚のダンボールを折り曲げて行く形だったのに対して、Suumo Scope は最初に4つのパーツに切っちゃってるので、むしろ組み立てはわかりやすいかも。

Google Cardboard の方には、クリック代わりになるマグネットが付いてますが、Suumoスコープにはこれはありません。スコープを見ながら何かを選ぶような操作はできないということです。

417

「他の用途に使わないでください」と注意書きがあって、「Suumoアプリしか使っちゃだめよ」という意味なのか、まったく違うVRスコープじゃない使い方をするなという意味なのかちょっとわかりません。

でもまあ、ものは同じなので、一般のVRアプリが動きます。Google Play や Windows Phone Market で “VR” で検索すると、無料のものでもいくつも出てきます。

vr-apps-on-google-play

四角いスコープの形をアイコンにつけたアプリは、この手のVRスコープに向けたものです。

恐竜だ! サメだ! と子供が楽しんでました。

Facebook が買収したOculus Rift とかに比べれば劣るのでしょうけれど、無料で簡単に体験できるのはいいかなと思います。

[追記 2022-11-18] Oculus は Meta Quest となり、価格も6万円(545ドル)とかになっていますね。この記事を出した少し後には、100円(0.91ドル)ショップでこの段ボールVRボックスが売られるようになったのも覚えています。スマートフォンを使って最低限遊べる安いものと、スマートフォンと同等やそれ以上の機能を内蔵した高級品に二極化したということなんでしょうか。