カテゴリー
ネットのサービス

Invisible Girlfriend – 「見えない彼女」を提供してくれるwebサービス

「ついにでた。あなたの家族も(存在を)信じてしまうガールフレンド」

Invisible Girlfriend(見えない彼女)は、彼女が必要なあなたに架空の彼女を提供してくれる新サービスです。

invisible-girlfriend-catch

利用手順は以下のとおり。

1. プランを選ぶ

各プランは、リアルとバーチャルの関係を「証明」する、もっともらしい見えない彼女をご提供します。

2. 彼女を選ぶ

充実した見えない彼女の品揃えの中から、彼女の性格をカスタマイズしたり、今後どのように彼女と連絡を取っていくかを指定します。

あなたの人生を生きる

見えない彼女と出会ったあなたは、他の誰でもない、あなた自身が求める人生を暮らすことができるようになります。

選べるプランは「よく話す」、「真剣交際」、「ほとんど婚約」の三つで、月会費はそれぞれ$9.99(990円), $29.99(3190円), $49.99(5390円)。

一番安いプランでは、ショートメッセージ(SMS)のやりとり、自動で掛かってくる電話、緊急連絡ボタン、簡単なプレゼント、が提供されるそうです。二番目のプランでは、Facebookのプロフィールや留守電への声の吹き込み、メモを添えたいろいろなプレゼントが。一番高いプランでは、彼女の性格のカスタマイズ、彼女との独自のなれそめや、リアルタイムでの電話の会話までできるとか。

invisible-girlfriend-user-voice

「Invisible Girlfriend のおかげで、男女交際ではなく仕事に集中することができるようになりました!」
– ジョー・トンプソン, 独身, ミシガン州アナーバー

創業者のマット・ホーマンさんは、3年前に思いつきでこのドメインを押さえていたそうですが、最近セントルイスで行われた起業家志望者の集まるスタートアップイベントStartup Weekend St. Louis でアイデアを披露したところ、あっという間に4人の開発者、2人のデザイナー、ビジネスマンやソーシャルメディアのエキスパートが賛同した。このグループは2日の期間中にプロトタイプを作り上げ、最優秀賞と賞金3,000ドル(33万円)を手に入れました。と、地元の新聞リバーフロントタイムズが伝えています

同性結婚者が認めてくれない親戚に対して使うとか、同僚からの望んでないアプローチを断るとか、ロマンスじゃなくて仕事に集中するためとか、いろいろな利用を想定しているということです。うまくいけば「見えない彼氏」サービスも作りたい、ということ。

サービスは近日公開で、利用希望者はローンチ時にメールで通知を受けられるよう登録ができるようになっています。

via "Invisible Girlfriend" App Aims To Make Your Friends And Family Think Your Life Is Slightly Less Depressing

カテゴリー
ネットのサービス

Cromonitor – 競合サイトのA/Bテストを発見するためのwebサービス

「あなたのライバルのA/Bテストや多変量テストを監視しましょう(“Monitor Your Competitor’s A/B & MV Test”)」というのが、Cromonitor というサービスです。

cromonitor-top

自社サービスのA/Bテスト、は実施しているところも多いと思いますが、この Cromonitor の目的は、競合など他社サイトのA/Bテストの発見です。

競合がどんなA/Bテストを実施しているかを知ることができれば、競合がwebサイトのUIデザインについて何を考えているかわかるかもしれないし、最終的にどのバリエーションが採用されたかわかれば、こちらにとってもそれは役立つ情報になるだろう、ということかと思います。

ターゲットとなるwebサイトのURLと、パソコン/タブレット/スマートフォンのどれでアクセスするか、何日置きに監視するか、などを指定すると、定期的にそのURLを、複数のIPアドレスからアクセスし、指定したよりも大きな変化がそのページに発生した際には、通知してくれます。

cromonitor-yahoo-japan

登録してみましたが次の監視は一日後ということで、変化量を何パーセントぐらいにしたらA/Bテストを発見しそうかは検証できませんでした。単にサイトの変化を監視する、いわゆるアンテナサービスは昔からありますが、複数アドレスからの変化と変化量をチェックするというところがサービス独自なのでしょう。

まだ価格表も載っておらず、登録することで数個のサイトが無料で監視できるようです。一日一回の監視ではA/Bテストがよく見つかったりはしないので、有料プランが出てくるのではと思います。

残念ながら、スクリーンショットは日本語フォントに対応していないようで、化けています。

via Cromonitor Lets You Keep Track of Your Competitors' A/B Tests

カテゴリー
ネットのサービス 英語学習

Text Teaser – 長い英文を短くまとめてくれるサービス

長い英文を読むのは、特にネイティブではない我々にとってはたいへんな作業です。ウェブサービスText Teaserは、そんな長い英語の文章を、箇条書きで(みたところ5項目以内で)まとめてくれるというサービスです。

使い方は、英文のあるwebページのURLを渡すか、タイトル・本文のテキストをフォームに貼り付けるかで、要約させたい文章を与えます。

英文のサンプルとしては、ジャパンタイムズで連載している自分のコラムを喰わせてみました。(自分の書いたものなので、要約が合ってるか確認しやすそうということで)

ちなみに、元記事は、アルバイトがチェーン店の職場で遊んだ写真をソーシャルネットワークに投稿したことによる炎上が続いている、という、日本語のwebでは相当話題となった一連の事件を解説したものです。

textteaser-1

混み具合によっても時間は変わるでしょうが、10秒そこらでこのような要約を表示してくれました。生成された要約は、以下のようにサイトに埋め込むこともできます。

要約、といっても、文章の中身はほとんどいじられていません。元の文中にある文章がそのまま切り出されている場合が多いです。多数の文章の中から、重要なことを言っている文を抜き出す、という形の要約なのでしょう。

元の記事の結びに関しては、要約に出てきていません。他にもいくつか要約してみましたが、何かを主張する一文は、必ずしも要約には出てこないようです。

それでは使えないか、というとそうでもなく、単にランダムに5つの文を抜きだしているようでもないですね。それなりに、文章の大意がつかめそうなところを抜き出してくれているようなので、多数の英文を斜め読みするような時には、助けになるかもしれないなと感じました。

大きなニュースであれば、数時間から数日のうちには国内のメディアがプロの人力翻訳で伝えてくれますので、日本でこのような英文要約のニーズがあるとすれば、誰も翻訳していないうちにいち早く新しいニュースを流し読みしたいとか、ニュースではなく、個人間のメールのやりとりとか論文読みとかで英語の長文を急いで読む必要がある人とかでしょうかね。

APIもMashape経由で提供されていて、月間1000回までなら無料で使えます。

via ProgrammableWeb and TechCrunch