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🎬Film Map of the World – 地名に関係した映画を配置した「映画世界地図」

🎬 Map of the World は、世界のそれぞれの国について10本、最もウィキペディアで閲覧された映画を抽出し、その都市や地名の場所にプロットした地図です。

日本を拡大したのがこれ。

東京の「キル・ビル」はいいとして、「パール・ハーバー」で福岡、「(七人の侍ではなく)荒野の七人」で神戸、「もののけ姫」は埼玉、と、よくわからないプロットもあります。英語版ウィキペディアの記述の中に地名があったら、それを使っているということなのですが、英語版のもののけ姫の項目、今見ても埼玉とか書いてないんですよね。

最近閲覧数の多い項目で、日本の地名を含むもの、という条件、さらに英語版のウィキペディア、ということで、日本人から見るとよくわからない選定にも見えますけれど、英語版の世界から見ればこれが日本の映画で、その映画に縁の深い場所、ということになってしまうのでしょう。

日本の10選がこんな感じなので、他の国についても推して知るべし、という程度のいい加減さではあるかもしれません。地図の作り方は面白いけれど、データの取り方にもう一工夫必要なのではと思いました。

via Maps Mania

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Remember the Fire – ビリージョエルの”We Didn’t Start the Fire”の歴史的事物をグラフ化

Remeber The Fire は、ビリー・ジョエルの1989年のヒット曲 “We Didn’t Start the Fire”(ハートにファイア) の歌詞をグラフにしたものです。

歌詞をグラフに? どういうこと? と思われるかもしれませんが、この曲はとても変わった曲で、メイン部分の歌詞はほとんどが歴史的な事件や有名人などの固有名詞の羅列なのです。時代的には、第二次世界大戦後からベルリンの壁崩壊までの冷戦時代、彼が生まれてからそれまでの世界の歴史を彩った事柄を、若干アメリカ中心ではありますが、並べて歌ったものでした。

今回のグラフは、それらの事件や人物を「ウィキペディアで検索された回数」という観点でグラフにしています。

2019年1月と2014年1月の二つを同時に表示させると、この5年間で検索回数が増えたキーワード・減ったキーワードを見つけることもできます。

それぞれの事件や人物の解説は、ハートにファイア – Wikipedia がやはりわかりやすいでしょう。

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地名に強く関係した有名人で描いたアメリカ地図

アメリカ合衆国人物マップ(A People Map of the US) は、Wikipedia のデータと地名を組み合わせた、アイデアもののインタラクティブ地図です。

作成手順としては、ウィキペディアの膨大なテキストから、都市名を抜き出し、全米のそれぞれの都市に絡んで言及されている人物のページを探します。人物ページの一定期間中のページビューを使って、その都市に関係した、もっとも有名な人物を抽出し、都市名に替えて表示した結果がこの地図ということ。

出身地、現住所、出演した映画の舞台、対戦したスポーツチームのホームやスタジアム、死亡した場所、などなど、いろいろな関係でウィキペディアでは有名人たちが言及されています。それらを総合すると、「この市で有名人と言えば?」というのが大量に出てくると。面白いですね。

たとえば、こちらサンフランシスコ周辺。さすが、スティーブ・ジョブズ氏の名前が付いた都市が多いです。トム・ハンクス氏やドゥエイン・ジョンソン氏(ザ・ロック)らは、出身がその市なんですね。

日本語のWikipediaで同様の地図を作ることもできそうですし、人以外の切り口でも、地名の上に別の関連を表示することで新たな視点を楽しめる地図が作れるかもしれません。

via Maps Mania