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ネットの事件

日本語版IE7のWindows Updateの誤配信について

今朝のエントリで紹介したIE7の更新配布は、日本版に関しては手違い、ということで終了した。daibaさん、Internet Watch、ありがとう。 少なくとも4,5時間は配布状態になっていたのだけれど、どれぐらいの人が […]

今朝のエントリで紹介したIE7の更新配布は、日本版に関しては手違い、ということで終了した。daibaさん、Internet Watch、ありがとう。

少なくとも4,5時間は配布状態になっていたのだけれど、どれぐらいの人が予定されてなかったIE7へのアップグレードをおこなったのだろうか。自動更新をしてる人が更新の頻度や時間をどれぐらいにしてたかによるけれど、ブログなどで「IEが勝手に7になった」とかいうのをそんなには見かけないから、意外に大丈夫なのかもね。企業ユーザは必要なら更新がブロックされるパッチを入れてるはずなんだっけ?

まあミスはミスとして、日本でのIE7の自動更新配布が当初予定通り2008年以降未定、ということになると、欧米ではIE6がほとんどIE7に置き換わるのに、日本では現状維持でIE6が主流、という、ブラウザシェアの状況の差が、少なくとも3ヶ月間(未定だからもっと長い可能性も)は発生することになる。

今もIE5を使ってる人が消えないように、IE7に移行したからといって古いブラウザのサポートがすぐ不要になるわけではないけれど、IE6がより長く残っていきそうな日本語向けのウェブデザイナーやJavascripterは、欧米のそれよりもたいへんかもしれない。