カテゴリー
データ可視化

3D Order Book – 仮想通貨の売買状況をブラウザで高速表示

3D Order Bookは、Bitcoin などの仮想通貨のリアルタイムでの取引状況をグラフにして見るwebサイトです。ただし、そのグラフは立体で表現されています。

上のスクリーンショットだと、左手の緑が買気配、右手の赤が売り気配の株数。売買が成立した時は谷底に黄色い球が見えますね。

スターウォーズの有名シーンのような X-Wing モードでは、時系列が逆で過去から現在へ向かって移動するように描画がされます。

Bitcoin 市場の動きを3D化した中を FPSのように動き回る

また、FPSモードで3Dグラフの中を自由に動き回ることもできます。なかなか思い通りに動けませんが。

ソースコードはGitHubで公開されているので、仮想通貨でなくても他の株式市場のデータなどを突っ込むことができるでしょう。

カテゴリー
データ可視化

River Runner – アメリカ合衆国のどこかに垂らした水がどの川を通って海に到達するか見せてくれる地図

River Runner は、アメリカ合衆国を流れる河川の地形情報を使い、地図上の任意の地点に落とした雨がどこを通るかを見せてくれるインタラクティブ地図です。

地図上を適当にクリックします。ユタ州の適当な山岳部をクリックすると、アリゾナ、ネバダ州を通ってメキシコとの国境に至る川のルートと、それぞれの名称や距離が地図上に表示されます。

そして画面は3Dに変わり、落下地点から海(やカナダ・メキシコ国境)まで川を下っていく様子を見せてくれます。

北西部に水を落とすと、最後は10州ほどを通ってミシシッピ川からメキシコ湾にルートが引かれました。これぐらいになると川下りの表示も数分以上かかります。

ソースコードはGitHubで公開されています。アメリカの河川データは政府のサイトでオープンデータとして公開されているためにこのような地図が作れるのですね。国土交通省のデータを使うと同じような地図が作れるのでしょうか。

via Maps Mania

カテゴリー
データ可視化

3D世界人口地図 2200BCからAD1980までの世界諸都市の人口を地球儀上に

Urban Expansion 3D Visualization は、紀元前220年から最近までの世界の人口の移り変わりを、ブラウザ上に3D表示した地球上にプロットするというインタラクティブな世界地図です。

紀元前1000年。文明の曙的な。古代文明の発生地に都市ができていますが、まだどれも点です。人口が増えると、都市のプロットに高さが加わっていきます。

1857年、日本は安政年間。幕末です。江戸も見えていますね。

このサイトでの最後の年 1980年。手前の長い赤棒が東京。右手上に伸びているのはニューヨークでしょう。

最後の100年ちょっとで、世界各地の人口が驚くほど伸びていることがわかります。人口の絶対数でグラフを描いているため、期間中のほとんどは動きが少なくなってしまったともいえるかも。

データは公開されているイェール大のSpatializing 6,000 years of global urbanization from 3700 BC to AD 2000 を使っているとのこと。この元データが1980年までなのかと思いましたが、データ自体は2000年まであるみたいですね。最近までのデータを含めると、さらに激しい人口増加がみられる地域がありそうです。