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ネーミングの妙

  • 2005-08-11 (木)

今日はネーミングの話です。ソフトウェア名、会社名、サービス名などいろいろな場面でネーミングが必要となる機会があります。実績が名前に輝きを与える場合もありますが、うまいネーミングが普及を促進する場合もあるかと思います。そこで、最近私がうまいなあと思ったネーミングを紹介したいと思います。

まずは、RailsRuby on Rails の Rails です。Ruby on Rails はRuby言語のフレームワークの1つですが、Railsという言葉にはフレームワークを連想させるイメージがあり、かつディクショナリーワードで言い慣れている単語です。思わず Rails, Rails と連呼してしまいたいような単語です。このようにディクショナリーワードをうまく組み合わせると、いい感じのネーミングができそうです。

会社名やサービス名などを考える場合、同時に、ドメインも取得できるか、なども考慮すべき点になってくるかと思います。しかし、単なるディクショナリーワードだと、通常すでに取られている場合がほとんどなので、そう簡単にはことが進みません。そこで、見かけたのがこの会社名です。37signals。数字+ディクショナリーワードです。実は、この会社 Ruby on Rails の開発元でもあります。センスがいいですね、この会社。

他には、スペル違いでディクショナリーワードを採用した

vodafone
citibank
trac

といった例や、ディクショナリーワードをうまくドメインに分解したdel.icio.usなどがうまいなあと思いました。

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