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2005年12月13日

IT技術業界の重言(じゅうげん)

サイボウズ開発部別室のドキュメントチーム紹介記事

この「あらかじめ」と「予告」の「予」は、同じ意味を持っています。「あらかじめ予告」などといった間違った日本語はドキュメントやマニュアルを扱う者にとっては言語道断です。

おおっと、これは手厳しい…。(^^;
私も普段気付かずに使っている表現が結構多いかも。話し言葉では意味を通じやすくするためにわざと意味を重ねて言うことが多いんですよねー。こういう意味の重なる言葉を冗長に繰り返すことを重言(じゅうげん)と呼ぶらしいです。日本語って難しいですね。

脱線ついでに、今まで私の見かけた重言をいくつか紹介したいと思います。

■ 筋肉痛が痛い

たぶん「筋肉痛で足が痛い」とか言いたいのだと思うのですが、類似するものとして「頭痛が痛い」「腹痛が痛い」などがあります。この表現を許してしまうと「骨折が折れた」なんて言い出す人が出てきて大変危険です!

■ HTTPプロトコル

HTTP は HyperText Transfer Protocol の意味なので、HTTPプロトコルという表現だとプロトコル・プロトコルになっちゃいます。FTPプロトコル、SMTPプロトコルとかも同罪です。ここは「プロトコルはHTTPで」と言っておくのが無難でしょう。

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