« Google Maps でもプロポーズ | メイン | Ajax や Ruby on Rails の発音 »

2005年11月01日

Google が OpenOffice に開発リソースを投入

via cnet

Google が、OpenOffice のための技術者を雇う予定を明らかにした。

Sun と Google の提携が発表されて一ヶ月になる。OpenOffice は Microsoft Office のオープンソース対抗であり、Google と提携した Sun は OpenOffice をベースとした StarOffice という製品を売っている。

Google は、元々、オープンソースに対してそれなりに支援をしているため、技術者を数人貼り付けてオープンソースプロジェクトに投入すること自体は目新しい動きではない。IBM をはじめどこでもやっていることだ。

OpenOffice への関与が、Ajax Office、ブラウザで動くオフィススイートを目指しているとは僕は思っていない(OpenOffice のインストーラは 80MB あり、そのロジックをウェブベースアプリケーションに持ち込むことは非常に難しいと見る)が、cnet news でも指摘されているように、OpenOffice で採用されている OpenDocument 仕様をサポートしたウェブアプリを検討している可能性はある。

その何かは、Ajax Office そのものではなく、Google の強み、インターネットによる共有や検索、を生かしたものになるのではないか。

一太郎の Open Document 対応予定も発表されたことだし、今後、Open Document という規格を軸に、ネット上のサービスとクライアント側のオフィススイートの距離が縮まっていく動きが見られるのでは。

投稿者 秋元 : 2005年11月01日 13:15

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://labs.cybozu.co.jp/cgi-bin/mt-admin/mt-tbp.cgi/202