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2006年01月16日
バーチャルニューヨークツアー
via digg.com
Virtual NY Tour は、ニューヨークの徒歩観光コースガイドを追体験できるサービス。
道路を進みながら、通りの左右の写真や、場所によってはその上下の写真を見ることができる。画面右側には、Google Maps による現在地やルート表示もある。
主要都市の街路写真を網羅した A9 Maps というのがすでにある ( A9 Maps によるタイムズスクエア )が、「徒歩観光」というテーマに絞って機能やコンテンツ(さしあたり、ユーザレビュー機能などがあるようだ)を追加していけば、面白いサービスになりそうだ。
日本でもほしいね。こういうの。
投稿者 秋元 : 2006年01月16日 11:55
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コメント
面白いですね。ユーザー投稿式で作ったらどうでしょう。撮影地点をGPSかなんかで写真に貼付して簡単に送信できれば、うまくいきそうだとう思います。
投稿者 西島徹 : 2006年01月16日 13:38
そうですね。携帯で写真を撮れば位置情報がつくようなものもありますし、実験段階のものや個人によるものでは、ある程度できているものをいくつか見たことがあります。
ユーザを集めるための手段や面白さのところが工夫となりそう。
投稿者 秋元 : 2006年01月16日 22:22
>ユーザを集めるための手段や面白さのところが
実は同僚と同じ事を話していました。ポイント制の案も出ましたが、それって万策尽きたときの最終兵器、いや捨て身技かなとか。
投稿者 西島徹 : 2006年01月17日 10:40
某国内最大手デジタル地図会社=Z社が、建物の外壁と高さを
画像で記録してまわる車をつくって、数年前から都内を走らせてますよ。
その結果はオフライン地図ソフトZxxに反映されています。
#このネタは数年まえにWBSなんかでTV放映済み。
ただ、Z社が自前でオンラインで無料で提供するかというと、Z社の体質からいって、まず無理だろうなあ。
ただ、コンテンツとしてZ社は画像データを既に持っているので、
Z社"も"儲かるビジネスフレームを提案できれば、
日本でもものすごい精度の高いバーチャル東京ツアーが
できるんじゃないかな。
# もしも提案するなら、私にも声をかけて下さいね。
投稿者 jem7@mixi : 2006年01月18日 11:37
ありがとうございます。Z社というのはゼンリンでしょうか?
オフラインソフト Zxx がどれかはわからなかったのですが、かわりに見つけた MaPivi というのが面白そうです。
http://www.zenrin.co.jp/product/mapivi.html
話はそれるのですが、帰国してからは自転車通勤で、都内を自転車で走ることが増えています。しかし、普通の地図ではどこがどう坂になっているのかが今ひとつ掴めず、「○○駅までのなるべくなだらかなルート」を知る方法がわからなかったんですよね。
ネット上の無料地図で、標高まで見られるものも見つけられなかったし。
この MaPivi には土地の起伏データも含まれているということなので、これを使えばそういうのもわかるのかも。
投稿者 秋元 : 2006年01月18日 14:50
Z社はゼンリン、ソフトは電子地図帳Zです。
現時点で建物の高さは、何階立てかから推測しているわけですが、
何階立てという情報は、住宅地図というゼンリン独自の
別データベースから引っ張ってきます。
地形、道路などの地図データは、ゼンリンにかぎらず、
全ての地図メーカーが国土地理院のデータをもとに、
いろいろデータを足して差別化を行なっています。
で、
この国土地理院の住宅地の基本データには標高データが
ないんです(山間部の地形図ではないので)。
なので、地図メーカーは、標高データを非常に欲しがっています。
# 要所要所には基準点はありますが、
# メッシュが荒すぎて、自転車ナビには使えない。
ちなみに、建物の高さデータを売る会社は、外国に存在します。
衛星写真2枚撮って、そのズレから建物の高さを推測して
データを得るそうです。
なお、
話をもとに戻すと、こんなサイトもあります。
http://maps.a9.com/?ypLoc=Broadway%20and%2046th%2C%20New%20York%2C%20NY
たぶん、こっちのほうが古いんじゃないかな。エリアも広いです。NYだけじゃないので。
http://maps.a9.com/
ほんとうに、
次から次へとサービスを生み出すもんですね、U.S.の奴らは。
投稿者 Anonymous : 2006年01月18日 21:23
おっと、a9はご存知でしたね。失礼しました。
投稿者 Anonymous : 2006年01月18日 21:25
ありがとうございます。標高を使った情報サービスはもっと出てもいいのにと思っていたのですが、そういう事情があったのですね。
自転車じゃなくても、散策ルートでどこがどう坂道になっているのかとか、ある売家の住所を見ただけで高台とか崖の下とわかるとか、大雨や津波で沈む予想地図とか、データがあるといろんなことができそうなのに。
> ちなみに、建物の高さデータを売る会社は、外国に存在します。衛星写真2枚撮って、そのズレから建物の高さを推測してデータを得るそうです。
いやあ、これはすごい。そういう発想は出なかったなあ。考えるもんですねえ。
投稿者 秋元 : 2006年01月19日 01:58