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2006年03月20日
CenSEARCHip - 検索結果「国別」比較サービス
CenSEARCHip は、検索エンジンのcensorship(検閲)を可視化するサービス。
- Google か Yahoo か
- 比較する国 (米国、中国、ドイツ、フランス)
- 検索ワード
を入力すると、Google や Yahoo の検索結果が、二つの国でどのように違っているかを、頻出語のタグクラウドを作って見せてくれるサービス。
中国版については、中国政府の指示で検閲に協力しないとサービス提供できないとかいうニュースもあったし、ドイツ・フランスではナチ関係の発言で罪になることがあるため、それぞれの国に向けては特定のサイトやページが結果に出ないようになっている。
Google も Yahoo! も、米国向けでは検閲が無いことになっている(真相は知らんけど)ので、米国での検索結果を基にして他の国での検閲状況を調べるということだ。
英語での検索結果の比較なので、英語での情報発信はそれほど無いであろう日本は入っていない。日本も選べたとしても、日本だけ検索結果が違う、といったことはこれからも無いようであってほしいと思う。
この CenSEARCHip は政治的な要素が大きいが、検索企業間の比較や、ローカル検索の地域ごとの比較など、複数の検索結果を比べることで新しく見えてくるデータがあるかもしれない。
投稿者 秋元 : 2006年03月20日 11:50
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