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2007年09月30日
日本語ドメインの普及が加速ということは無いと思う
キリンビバレッジはウーロン茶「極烏(ごくう)」など商品の販促サイトで日本語ドメインを利用しており、「商品名なのでドメインが覚えやすいため、顧客に好評」という。
誰が「極烏」なんてわかりにくい漢字を打ってまで知らないサイトにアクセスするんだろう。
プロサッカー選手の「小野伸二.jp」など、著名人のサイトも登場している
著名人じゃないとは言わないけど、事例として出てきたのがこれだと普及とはいえないなあ。
なにより、
末尾が「.jp」のドメインを管理する日本レジストリサービスによると、9月時点の累計登録数は前年同期比11%増の約13万6000件。同社管理の全ドメインに占める比率も14%と、04年の6%から増加した。
一年間無料キャンペーンがあったから登録数は増えるだろうけど、それと実際に使われているかは別の話。値下げキャンペーンとかいろいろやってもこの程度の増え方ということは、むしろ加速していないんじゃないだろうか。
未開拓の日本語ドメインであれば、過去にcomやjp, co.jpなどでほしいドメインを取れなかった人たちが敗者復活でがんばろうとするのはわかるけど、日本人以外にも広く到達できるcomやnetが年1000円以下で取れるのだから、値段が高すぎると思うなあ。
セカンドライフもそうだけれど、実際に存在しなかったものを割り当て制で売りつけるにあたって、早いもの勝ちとか乗り遅れるなという文句で脅して高く売るのはどうかと思う。必要性があって便利だというなら管理コストに多少乗せた程度で配って、薄利多売で儲けてほしいものだ。
投稿者 秋元 : 2007年09月30日 16:42
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