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2008年03月25日
テレパシーのように無言で電話に応答できる技術のデモ
NewscientistTechの記事で、ネックバンドで神経信号を拾うことで「しゃべらずにしゃべる」技術の紹介とデモ動画が載っていた。
さすがに使うための訓練は必要らしいが、声を出さなくてもしゃべっているように首を動かす(?)ことで、信号が伝達され、それを基にして音声合成するということ。
口まわりを動かさないと神経は動かないそうで、頭の中で考えたことが勝手に話されたりはしないらしい。タイトルに「テレパシーのように」と入れてしまったが、そういう意味では腹話術を機械化したようなものか。
今は首を動かしてから発話まで時間がかかり、認識できる語彙やフレーズも150程度だということだけれど、そのあたりは改善されていくそう。病気で声が出せない人への適用も検討されているということだ。
僕は、日本の携帯電話でブラウザやメールが普及し、米国では音声による自動応答が普及しているのは、電車などの公共機関で電話で話せないという日本の特殊事情によるものが大きいと思っていたけれど、この技術が実用化されたらそういう違いも減る⇒日本でも音声でのアプリケーションが重要になりうるのではと思った。
via Digg
投稿者 秋元 : 2008年03月25日 14:07
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