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2009年01月16日
Practical symfony - symfony1.2の新しい本がlulu.comから出版
先月パリに行ったときに、PHP5のフレームワークsymfonyの開発元Sensio Labsに行き、社長のFabien Potencierさんと会って話をしてきた。
# そのとき話した内容はまだブログにまとめることができてない。
そのときに、「今月末に発表するから、まだ言わないで」と教えてもらったのが、このsymfony1.2本の出版だ。
symfonyプロジェクトからのsymfonyに関する本といえば、The Definitive Guide to Symfony がある。
そもそも、僕がインタビューの途中で、「The Definitive Guideはsymfony1.0の本ですよね。symfony1.2向けに直したりする予定はないんですか?」と聞いたので、この計画を教えてくれたわけだ。Definitive Guideを1.2向けに修正するよりは、1.2に会った内容を一から書いたほうがいいだろう、と判断したという。
このPractical symfony、12月に毎日少しずつ公開されたJobeetというアプリケーションのチュートリアルなのだけれど、実際、一日1時間程度と定義されたチュートリアルの3,4日目には、もうそれなりのアプリケーションが動いていたりと、symfony1.2の進化したところを活用した実用的なチュートリアルになっている。
今回のPractical symfonyは、通常の出版社から出るのじゃなくて、lulu.comというウェブサービスを使って、注文が来たらそのたびに製本し、宅配するという仕組みになっている。「lulu.comは日本ではサービスしてないと思うのですが」とFabienさんに言ったときは、「そんなことないんじゃないか」と言ってたけども。
今サイトに言ってみると、メニューやヘルプのいくらかは日本語で表示されている。ただ、印刷して発送する協力会社が日本には無いようなので、lulu.comの仕組みが生きない、出来上がった本を国際便で送ってもらうという買い方になってしまうようだ。
Jobeetチュートリアルは全部ウェブで公開されているし、日本語への翻訳も進められているけど、紙の本がいい人もいると思うのでぜひ。
[追記] Doctrine版も
参考:
セルフパブリッシングビジネスの真の夜明けは来るか | WIRED VISION
youkoseki.com | テキスト | lulu.comで出版を始める方法 - 日本語の本を作ることもできるようだ
投稿者 秋元 : 2009年01月16日 17:17
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