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技術者と英語

Google 的国際化と Yahoo 的国際化

Google 的国際化 最初から多国語対応した製品をつくる。 現地の事情にはあまりあわせない。 訳もいいかげんだったり、ところどころ英語のままだったりする データが無い地域でも、とりあえず機能は公開(cf. Google […]

Google 的国際化

最初から多国語対応した製品をつくる。
現地の事情にはあまりあわせない。
訳もいいかげんだったり、ところどころ英語のままだったりする
データが無い地域でも、とりあえず機能は公開(cf. Google Maps の世界地図)
とりあえず使い始められる

Yahoo 的国際化

一カ国版が熟成してから、コードを使って2ヶ国語目を作る
現地の事情にあわせた新機能を作りやすい
現地で現地人による開発なので、言葉は滑らか。完成度も高い
サービスがその国にこなければ何もできない

Share360 の失敗は、一つは Yahoo 的国際化にあったように思う。日本のコードをアメリカに持って行き、そこでアメリカ向けの英語版を別のチームで開発しようとした。

Yahoo ほどの体力や資金があれば、その手法でできたものは現地の事情に完全に適合した、よいものとなりうると思うが。

今回は、Garoon2 で採用した新フレームワーク CyDE2 のように、最初から国際化対応できる機能が日本にて開発されている。いわば Google 的な国際化の準備ができているという感じ。