JUnit4 の変更点
IBM developerWorks で、An early look at JUnit 4 で、JUnit の Java 5 対応版 JUnit 4 がどんな風になるかが紹介されていた。
- テストメソッドはアノテーションにより判別されるため、テストクラスの継承や test* というメソッド名の制約は無くなる
- setUp や tearDown もアノテーション。テストセット全体にかかる初期化や終了にもアノテーションが用意される
- 例外のテストがアノテーションで指定できる
- テストのコメントアウトができる(テストを飛ばしたことはちゃんと記録される)
- テストのタイムアウトを指定できる
- 配列を比べる assertion の追加
これらの変更を踏まえてテストクラスを書いてみると、これまでの JUnit テストケースに比べて格段に楽になってると思う。メソッドの名前付けについては必要とされなくてもこれまでのコンベンションを続けてもいいような気はするが。
現時点で開発中の JUnit 4 は CVS からチェックアウトして試すことができる。