Google のタグ機能
Insider Google の Google Adds Tagging が教えてくれた。 Google パーソナライズ検索にタグ機能がついた。
Google Personalized Search や A9 などの、検索履歴を覚えてくれるサービスは、あまり使っていないんだが、ベータ版のページへいってみる。
ウェブの検索でページを検索し、検索結果で表示されたページに行くと、検索履歴に Google 経由で飛んだ URL が記録されていく。この各履歴に、gmail や Google Reader でおなじみの 星マークがついている。これをチェックすると、その検索結果を注目したことになり、同時に "Edit" というリンクが現れる。
この Edit を押すと、この URL についてカンマ区切りでタグを設定できるようになる。設定したタグは左ペインに分類表示される。
また、Edit でタグを書くとき、すでにつけたタグがあれば入力補完もしてくれるようだ。
これまでも検索履歴を使っていた人であれば、ブックマーク機能が追加された、といっていいが、検索履歴機能自体がベータ版で、まだあまり使われていないのではと思うため、これがただちに他のブックマーク系サービスの脅威になるとは思えない。
が、検索に加え、gmail, RSS Reader などパーソナライズされたサービスがどんどん増えてきて、これらを使っていけば Google の提供するサービスの中に滞留している時間は長くなっていくだろう。Google Maps で見せたようなやりすぎともいえるインタフェースの洗練化をしてベータを外してきたら、「どれか一つ」で売っているサービス、たとえば del.icio.us なんかだが、が苦しい立場に追い込まれることもあるのかもしれない。
最近読んだ ヤフーCEO:「グーグルもポータルらしくなってきた」 を思い出したが、パーソナライズには慎重だった Google が、パーソナライズサービスを加速化しているのは間違いない。