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LEGO遊びもつきつめるとこうなる

真剣に遊ぶってすごい。マック用のソフト Bricksmith は、レゴブロックの設計をするための支援ツール。 仮想空間上で試行錯誤することで実作業での手戻りを防ぐのは CAD の考え方だ。ソフトウェア開発もすべて仮想空間 […]

真剣に遊ぶってすごい。マック用のソフト Bricksmith は、レゴブロックの設計をするための支援ツール。

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仮想空間上で試行錯誤することで実作業での手戻りを防ぐのは CAD の考え方だ。ソフトウェア開発もすべて仮想空間内での出来事とは言え、ドローイングツールや紙ベースでのプロトタイピングは後工程のずれをあらかじめ防いでくれる大切な工程だ。

Parts として別々に組み合わせた中規模のブロックを呼び出せるようになっているようだ。これは、ソフトウェア工学における分割統治と通じるものがある。

レゴといえども、巨大な作品を作ろうと思えば、いきなり手元に近いブロックを適当にくっつけていって成せるものではない。僕の4歳の甥がブロック遊びをするのを見ていると、まさにこの適当な感じで、これでは大きなものをちゃんと作ることはできない。彼の作品が進化するのは学校や家庭でもっといろいろなことを学んでからとなるだろう。しかし、こんなレベルまで行けるかどうかは、大人でも設計というものが仕事に絡んでくる人ではないと難しいのかも。