Ning 本サービス開始 - 改善はあるものの
Ning 登録ユーザ宛てのニュースレターが来た。Ning にいくつか動きがあったようだ。
- ベータの終了
- サイドバーの改良(より多くの情報をスクロール無しで表示)
- パフォーマンスの改良
有料オプションの追加
- Google か Yahoo の広告を自分の Ning サービスに貼って稼げるようになった (6月まで無料)
- 独自ドメインを自分の Ning サービスにマップできるようになった ($4.95/ドメイン/月)
- 自分のソースコードを非公開にできるようになった ($7.95/月)
- ストレージと帯域の追加 ($9.95/月)
以前に指摘した問題点に対しての一応の回答になっているようだ。
ホスティングに運用管理、大規模アカウント管理/ユーザベースや再利用できる多数のソーシャルアプリケーションのソースコード、が揃っている有料ホスティングだと思えば、これはこれで使えるサービスと言える。Ning のクローズトなフレームワークに囲い込まれる点は変わってないけれど。
もっと早く、Ning が大きく話題になっているときからこの方針が出ていれば、と思うが。また、ソースを非公開にする有料オプションは、作成されたコードの強制公開により全体での開発効率を上げるという当初のモデルと真っ向から反している点も難しい。
Ning のオペレーションを続けるために稼がなくてはならないということで、今回の有料メニューの導入となったのだろうが、もし可能であれば、もう少し一般ユーザ向けの開発機能がついてユーザベースを確保するまで、無料で続けることはできなかったのだろうかとも思う。
Ning についての過去の記事
Netscape の作者による新 Web2.0 サービス Ning(1)
Netscape の作者による新 Web2.0 サービス Ning(2)
Netscape の作者による新 Web2.0 サービス Ning(3)
Netscape の作者による新 Web2.0 サービス Ning(4) ビジネスモデルは?