BlogCode/StoryCode ブログ/本のレビュー共有サービス
新しく登場した BlogCode は、ブログのレビューを共有して、似たブログの推薦を受けるための共有レビューサービス。
"Code Blog"というメニューから、好きなブログのタイトルと URL を入力してレビューは開始できる。
一つのブログについて、国名から始まり、
- 国際性/地域性
 - 更新頻度
 - 文字の多さ
 - 著者の人数
 - 読者コメントの量
 
ブログの扱うのが
- ニュースや記事
 - ゲームや娯楽
 - 画像や写真
 - 役立つサイト
 - 変なサイト
 - 意見や体験など
 
ブログの性格が
- 個人か企業か
 - お気楽か真剣か
 - 論争に踏み込むかどうか
 - リベラルか保守か
 - わかりやすいか難解か
 - 子供に見せても大丈夫か、会社では見られない内容か
 
ブログのトピックが
- エンターテインメント
 - ビジネス
 - 教育
 - 家庭
 - 青少年
 - ライフスタイル
 - ニュース
 - レクリエーション
 - リファレンス
 - テクノロジー
 
といった全項目について、Javascript によるスライダーでもってレビューは完了。
んでもって、ブログの URL やタイトルで検索すると、ユーザレビューの総合的な結果から、そのブログに似たブログを類似度順に返してくれる、というわけ。
ためしに、自分のブログ(このブログ)を自己診断で登録、似たブログを探してみたところ、トップには Scobleizer がでてきた。まあ自己評価だからインチキなんだけど。
StoryCode というサービスもあり、こちらは書籍について同じことを行う。2005年の3月からやっているらしい。これも元々は英国からはじまったサービスっぽい。
たとえば、Ender's Game の似てるリストはこちら。
自分の嗜好と似たブログ/本を探す、という点では面白いサービスだと思うんだけど、ユーザに入力してもらうデータの量が多くて煩雑すぎると思う。
ソーシャルブックマークサービスの場合は、自分のためにタグを、それもまあ2,3個程度つけるという作業量が負担にならないのだと思うけど、このレビューシステムはたいへんすぎ。「本の虫」とか「ブログの虫」(と言うかどうか知らないが)みたいな人による偏ったレビューになる気もする。
# だがそれがいい、ということもある?
この形のままで大ヒットしそうな気はあまりしないんだけど、レビューを集めるところをもっと気軽にできるようなら価値はでるかなあ。
あと、レビューはユーザ登録しなくてもできるようなので、ブログや本(フィクションだけだそうだ)の評価にどのような軸があって、対立する概念を英語でどう言うのか、といったあたりは英語の勉強になるかもしれない。
追記: バレバレ。自分のブログだけレビューってのもなんだし、ということで、そんなレビューを書きましたわたし。

