それを作れば、彼らはやってくる
どんな珍奇なテーマ(失礼)でも、そのテーマに共感する人はいる。
泣きながらものを食べるサイトでは、泣きながらものを食べる人達のビデオを集めている。
「ふっ、それしきの泣き食べで投稿するとは片腹痛いわ、士郎(誰?)」とか言う人は、もちろん「My泣き食べ」を投稿することができる。「食べている物」と「どうして/どうやって泣いているか」を添えてね。
世界中の、「泣きながらものを食べる愛好家」たちが次々と新たなビデオを投稿してくれるので、サイトの運営はそれほど手間じゃないだろう。
これも立派な CGM (Consumer Generated Media)なり。
ネットはどんなマイナーな趣味でも同好の士が見つけられるんじゃないか、と思うぐらいニッチな趣味に優しい。なにか変わった趣味のある人も、とりあえずサイトやブログにして公表してみると、思わぬ出会いが見つかるかもしれないね。